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2018年を振り返る ニューヨーク重大ニュース

アンドリュー・クオモ州知事が3期目当選

シンシア・ニクソン アンドリュー・クオモ 討論会
Cynthia Nixon taniavolobuevaa / Shutterstock.com | Andrew Cuomo katz / Shutterstock.com

11月6日の中間選挙で、現職のアンドリュー・クオモ州知事が第3期目の当選を果たした。予備選では、『セックス・アンド・ザ・シティ』のミランダ役を演じ、トニー賞受賞歴を持つ女優のシンシア・ニクソン(Cynthia Nixon)氏が対抗馬として出馬。地下鉄の改善や教育の無償化、嗜好用マリファナの合法化、移民・税関執行局(ICE)の廃止などを掲げてクオモ知事に挑んだが、投票獲得数差34パーセントの大差で、敗退した。クオモ州知事は3期目の重点項目として、嗜好用マリファナの合法化、混雑課金を含む地下鉄や交通機関の財源問題の解消、企業献金規制などを掲げている。

オカジオ・コルテス氏 史上最年少で下院議員に当選

アレクサンドリア・オカシオ・コルテス
Rachael Warriner / Shutterstock.com

11月の中間選挙で、ニューヨーク州14区から出馬したアレクサンドリア・オカシオ・コルテス(Alexandria Ocasio-Cortez)氏(29)が、共和党候補のアンソニー・パパス(Anthony Pappas)氏を破り、初当選を果たした。
オカシオ・コルテスは6月の民主党予備選で、10期を務める現職のベテラン議員 ジョー・クローリー(Joe Crowley)氏を破り話題に。同士は、民主社会主義者(Democratic Socialists of America、DSA)のメンバー。皆保険制度、米移民税関捜査局(ICE)の廃止、公立大学の授業料無料などを政策に掲げ当選を果たした。

NY州・市で嗜好用大麻 合法化に向け前進

マリファナ

ニューヨーク州保健局は7月、嗜好用大麻を合法化とするメリットが非合法の場合よりも勝るとの調査結果を発表。これまで合法化に否定的だったクオモ州知事は方針を一転し、3期目の重点項目に嗜好用大麻の合法化を掲げた。
一方、ニューヨークのビル・デブラシオ(Bill de Blasio)市長も、州に歩調を合わせる形で、合法化の支持を表明。今年9月には、ニューヨーク市警察が少量のマリファナ所持や使用による逮捕の停止に踏み切った。

老舗百貨店ロード&テイラー、ヘンリ・ベンデルが店舗閉鎖へ

ヘンリべンデル
©mashupNY

1826年創業の米国最古のラグジュアリー百貨店ロード・アンド・テイラー(Lord & Taylor)は6月、2019年初頭に5番街の旗艦店を閉鎖する計画を発表。5番街の建物は、シェアオフィス運営会社のウィーワーク(WeWork)が8億5千万ドル(約935億円)へと売却されている。
さらに同月、ゴシップ・ガールのロケ地としても有名な老舗百貨店、ヘンリ・ベンデル(Henri Bendel)が5番街のフラッグシップ店を含む11州23店舗を2019年1月に閉鎖することを発表。123年の歴史に幕を閉じることを明らかにした。

米アマゾン 第2本社はニューヨークとヴァージニア州に。グーグルも新キャンパス設立を発表。

アマゾン第2本社クイーンズ
アマゾン第2本社設立予定地のクイーンズのロングアイランドシティー©mashupNY

昨年より第2本社の建設を検討していたオンライン小売大手の米アマゾン社は11月、ニューヨーク市クイーンズのロングアイランドシティー(Long Island City)とヴァージニア州アーリントン郡クリスタルシティ(Crystal City)の2箇所に本社機能を分散して建設することを決定した。決定にあたり同社は、25,000人の雇用を予定していると発表。従業員には平均15万ドル(約1,700万円)の給与を支払う。州と交わした契約書も公開され、15億ドルを超える税額控除が含まれていることで非難を浴びた。

米グーグルも事業所の拡大を発表しており、チェルシーマーケットの建物をオフィス用として2,200億円で購入した他、ハドソン・スクエアに新キャンパスの設立を発表。今後10年間で現在の従業員数を2倍の1万4,000人へと増加させる予定。

FAOシュワルツがニューヨークに復活

FAOシュワルツ
©mashupNY

1862年創業の米老舗玩具店FAOシュワルツ(FAO Schwarz)が11月、ロックフェラープラザに旗艦店をオープン。マンハッタンへの旗艦店の出店は、2015年に5番街店舗の閉店以来初。

全米オープン女子テニス 大坂なおみ初優勝

全米オープン女子 大坂なおみ 優勝
©mashupNY

ニューヨークで開催された、今年で50周年を迎える全米オープンテニスの女子シングルス決勝戦で、大坂なおみ選手(20)が女王セリーナ・ウィリアムズ(Serena Williams)選手(36)を6-2,6-4のストレートで下し、日本人として初めてグランドスラム大会シングルス優勝という快挙を達成。試合中、審判の違反警告に納得のいかないウィリアムズ選手が猛抗議し、試合は一時中断。ウィリアムズ選手は冷静さを失い、その後もペナルティーを重ねた。対照的に、大坂選手は終始堅実なプレーを展開し、優勝を獲得した。

ビリー・ジョエル マディソンスクエアガーデンで100回目のコンサート

ビリー・ジョエル マディソンスクエアガーデン
©JStone / Shutterstock.com

米国を代表するシンガーソングライター、ビリー・ジョエル(Billy Joel)(69)が7月、マディソンスクエアガーデン(MSG)で、第100回目のコンサートを実施。偉業達成に、ブルース・スプリングスティーンが祝福に駆けつけ、ビリー・ジョエルの演奏で、自身の「Tenth Avenue Freeze-Out」と「Born to Run」を熱唱。ニューヨークのアンドリュー・クオモ州知事が、100回目の公演を記念し、2018年7月18日をニューヨーク州の「ビリージョエルの日」に制定すると発表した。

ケイト・スペードさんが死去

ケイト・スペード
Everett Collection / Shutterstock.com

6月5日、アメリカを代表するデザイナー、ケイト・スペード(Kate Spade)さんがマンハッタンの自宅で死亡しているのが発見された。ベッドルームのドアスカーフをかけ、首吊り自殺をはかった。その後、13歳になる娘のフランシス・ベアトリクスあてた遺書が見つかった。

ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』 放送開始から20年

セックスアンドザシティ
Everett Collection / Shutterstock.com

6月6日、ニューヨークを舞台とした大人気HBOドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』(Sex and the City,SATC)が、放送開始から20年目を迎えた。20周年を記念し、SATCに登場する有名なカップケーキ店、マグノリア・ベーカリー(magnolia bakery)では、キャンペーンを開催。
 今年、ミランダ役を演じた女優シンシア・ニクソン(Cynthia Nixon)氏は、ニューヨーク州知事選に民主党から出馬。現職のアンドリュー・クオモ知事に挑んだが、予備選で敗退した。
 主役のサラ・ジェシカ・パーカーは9月、自らの名を冠したシューズブランドの初の路面店「SJP by Sarah Jessica Parker collection」をシーポート・ディストリクト(Seaport District)にオープンした。
待望の映画第3弾『セックス・アンド・ザ・シティ3』は、撮影直前まで企画が進んでいたが、残念ながら製作中止が発表された

米セレブシェフ アンソニー・ボーデインさん死去

アンソニー・ボーデイン
Anthony Bourdain talks at a SXSW event in Austin, Texas©stock_photo_world / Shutterstock.com

6月6日、セレブリティ・シェフで、テレビパーソナリティ、作家として活躍するアンソニー・ボーデイン(Anthony Bourdain)さんが(61)が滞在先のフランスで、自殺により死亡したことがわかった。かつてボーデインさんがエグゼクティブ・シェフを務めた、ミッドタウンのフランス料理店「レ・アール」には、多くのファンが詰め掛け、別れを惜しんだ。

セントラル・パークに舞い降りたオシドリにニューヨーカー熱狂

今年の秋、色あざやかなオシドリ(Mandarin duck)のオスがセントラル・パークに突如出現した。通常北米では観測することはできない美しい姿を一目見ようと、連日多くのニューヨーカーが詰め掛けた。

郵便爆弾 連続送付事件 ニューヨークのクリントン邸、CNN支局、ロバートデニーロ事務所など、10箇所以上。

CNN
©mashupNY

中間選挙を目前に控えた10月、オバマ前大統領宅とクリントン元大統領宅、ニュースメディアのCNNや、前司法長官宛などに相次ぎ、爆発物の入った包みが送りつけられる事件が発生。爆弾は、有力な民主党政治家に加え、ニューヨーク州ウエストチェスター郡にある富豪投資家のジョージ・ソロス氏の自宅、トライベッカにある俳優のロバート・デ・ニーロ氏のオフィスにも送りつけられた。米捜査当局は同月26日に、フロリダ州在住の男性、シーザー・サヨック容疑者(56)を逮捕。サヨック氏は、トランプ大統領の熱狂的支持者だった。

NYカルチャーを発信し続けた老舗コミュニティ誌「ビレッジ・ボイス」が終了

ビレッジボイス Village Voice 事業廃止
©mashupNY

8月31日、全米初のオルタナティブ週刊紙として知られるニューヨークのコミュニティ出版社「ビレッジボイス」(Village Voice)が、新たな記事の配信を停止した。同紙は、昨年8月にプリント版の廃止を発表し、ボブ・ディランを表紙にした9月20日号を最後に、デジタル版へと移行していた。

ニューヨーク上空に青い閃光 通報相次ぐ

12月28日夕方、ニューヨークの上空に謎の青い閃光が数分間にわたって観測され、大きな騒ぎになった。閃光を観た人の中には、エイリアンの襲来と勘違いした者も。発生後、ニューヨーク市警察には3,000件の以上の通報が寄せられ、一時つながらい事態も発生した。その後、青い閃光はクイーンズのアストリアにあるコン・エジソンの発電所で、変圧器が爆発したものによることが判明。けが人はいなかった。

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