NY地下鉄で事件相次ぐ。刺傷や2歳児への暴行も

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ニューヨーク地下鉄の車両内や駅構内で、刺傷事件や無差別暴行が相次いで報じられている。

14日午後4時30頃、1トレインの34ストリート/ペンステーション駅で、60歳の男性が電車を降りようとしたところ、女が「神のご加護を。気をつけろ」と言いながら、鋭利な物で男性の背中を複数回刺した。2人は顔見知りではないという。被害者は翌日に病院で手当を受けた。警察は女の写真を公開し、情報提供を呼びかけている。

幼児への暴行も

ニューヨークポスト紙によると20日午後3時過ぎ、Cトレインのダグラスブルバード/ウエスト116ストリート駅付近で、女が2歳児の顔を殴る事件が起きた。
女は車両内で親子に金銭を求めた後、母親が2メートル離れるよう伝えると、母親の足を踏みつけ、さらに一緒にいた幼児を殴ったという。幼児は顔と耳に軽傷を負った。

21日午後には、2/3トレインのハーレム駅で、男が刺され、盗難に遭う事件が起きた。

12日から13日にかけて、14時間でホームレス4人が死傷される事件が起きた後、デブラシオ市長とニューヨーク市警察のダーモット・シエイ警察委員長は、安全対策として追加で500人の警察官を増員すると発表していた。なおMTAは、1,500人以上の警察官の派遣が必要だとしている。

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