NY地下鉄職員が発砲、乗客が重体

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ニューヨーク市の地下鉄で20日夜、地下鉄職員が、口論となった利用客の男性(39)に発砲し、重体となるけがを負わせた。

事件があったのは20日午後9時ごろ、ブルックリンにあるユニオンストリート駅。発砲したのは運賃徴収係員で、切符の券売機を修理する保守係員を警護するため武装していた。

ニューヨークポスト紙によると、制服を着用した職員2人は、アトランティックアベニュー・バークレイズセンター駅のプラットフォームで電車を待っていたところ、男性が「殴る」などと言って、2人を脅してきたという。

男性は電車に乗った職員の後をつけ、脅迫を続けた。トラブルを避けようとした2人がユニオンストリート駅で下車すると、男性も降車。2人を追って、中二階まで上がり、運賃徴収係員に銃を抜くよう挑発したという。

警察の発表によると、職員は銃を取り出しながら「下がれ」と繰り返し命じたが、男性は引き下がらず、武器を奪おうとしたため、男性に向けて銃を放った。銃弾は胸部に命中。男性は病院に搬送され、重体となっている。2人の職員に、けがはなかった。発砲した従業員は、勤続20年以上のベテランだという。

情報筋はポスト紙に、撃たれた男性はこれまで、家庭内暴力や盗品の所持、脅迫、飲酒運転など10件以上の逮捕歴があったと語っている。