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最高裁判事候補 カバノー氏に性的暴行疑惑 被害女性が実名告白

米最高裁判事候補のブレットカバノー氏(Brett Kavanaugh)から過去に性的暴行を受けたとする女性が、実名で詳細をワシントンポスト紙に語った。

この件に関し、女性は事前にアンナ・エシュー(Anna Eshoo)下院議員(民主 カリフォルニア州)に手紙を通じて報告しており、手紙はその後、上院司法委員会のダイアン・ファインスタイン上院議員(民主 カリフォルニア州)に渡されていた。しかし、女性が強く秘匿を希望したことから、ファインスタイン上院議員は内容を公にすることを控えた。ファインスタイン氏は、その後、手紙をFBIに提供。FBIのスポークスマンはメディアの取材に、カバノー氏に関する手紙を「9月12日夜に受領」と提出があったことを認め、「通常の手続き通り、カバノー氏のバックグラウンドファイルに含めた」と発表していた。

告発をしたのは、パロアルト大学で教鞭をとる心理学者のクリスティン・ブレイシー・フォード教授(Christine Blasey Ford)(51歳)。フォード氏によると、事件は、フォード氏が高校生だった1980年代初頭の夏頃、メリーランド州モンゴメリー郡の個人宅で開催されたパーティーで起きた。この時、ふらふらになるほど酔っ払ったカバノー氏とその友人が、フォード氏をベッドルームに呼び、友人の見守る中、カバノー氏がフォード氏をあおむけに押さえつけ、体を触る行為におよんだ。カバノー氏は、フォード氏のワンピースの水泳着とその上に着用していた洋服を脱がそうと試みたという。また、フォード氏が叫ぼうとした際、カバノー氏は手で口を押さえつけた。

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フォード氏によると、ジョージタウン・プレップスクールのカバノー氏のクラスメートが飛び乗った際に、部屋から逃れることができたという。フォード氏は、一時バスルームに身を隠し、その後、家から逃げ去った。

フォード氏はカバノー氏の一件について、2012年に夫と参加したカップルセラピーで、初めて明かしたという。セラピストの記録では、フォード氏はカバノー氏の名前を直接述べていないが、「エリート男子校」生徒や、「ワシントンで、高く評価されるハイランキングのメンバー」になったと記されている。また、翌年のセラピーで、出来事を「レイプ未遂」と述べたという。

同件について、フォード氏は8月にデブラ・カッツ弁護士の勧めによりポリグラフ検査を実施。真実の結果を得たという。公表の理由について、「苦悩と報復の恐怖よりも、市民としての責任感が勝る」と述べた。

カバノー氏は先週金曜日、手紙の存在が報じられた後、「私は、明確にこの疑惑を否定する。私は高校またはいかなるに時代においても、このようなことはしていない」と声明を発表している。

ワシントンポスト紙の一報を受け、民主党トップのチャック・シュマー上院院内総務は、上院司法委員会で委員長をつとめるチャック・グラスリー(共和党)に、来週20日に予定されている委員会の投票を「これらの深刻かつ信頼に足る疑惑が十分に調査されるまで」延期するよう要求。司法委員会の、メイジー・ヒロノ上院議員、リチャード・ブルメンタル上院議員やカマラ・ハリス上院議員ら、民主党議員も同時に投票の延期を呼びかけた。

ファインスタイン上院議員は16日に改めて声明を発表。「フォード氏による、彼女に起きた出来事を公開するという決定を支持します。現在、これは捜査を指揮するFBIの手に委ねられている。これは上院議員らがこの指名候補者の件を前進させる前に行われるべきだ」と述べ、捜査対象とするべきとの見解を示した。

FBIに提出された最高裁判事候補カバノー氏に関する秘密の手紙とは?

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