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2回目の弾劾「やってみろ」トランプ大統領、民主党を挑発

トランプ大統領は21日、民主党が2回目の弾劾訴追をする可能性が浮上したことについて、「してもらいたいものだ」と挑発した。

この前日、報道番組に出演した民主党ナンシー・ペロシ下院議長は、ルース・ベイダー・ギンズバーグ最高裁判事の後任の承認手続きを妨害するために、トランプ氏を弾劾訴追する可能性について問われ、「われわれには手段があるが、これについて今は議論しない」と回答。否定することを避けた。

オハイオ州スワントンで選挙集会を行ったトランプ氏は、支持者らに「彼らは、完璧な電話で私を弾劾したんだ」と、ウクライナ疑惑の発端となったゼレンスキー大統領との電話に言及。続けて「今度は私がだれかを指名したら、彼らはもう一度弾劾したいと思っているのだ。」と語った。

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トランプ氏が「やってみろ。してもらいたいものだ。彼らにこれをやってもらいたい。」と述べると、聴衆から「(最高裁判所の)席を埋めろ」の合唱が起きた。

「私は最高裁判所の空席を埋めようとして弾劾される、唯一の人物になるのだ」と語った。

また判事候補を5人の女性に絞ったと述べ、「おそらく土曜日に、候補者を発表するだろう」と見通しを述べた。

民主党議員の中から、11月の選挙で勢力が入れ替わった場合に判事の人数拡大を求める声が上がっていることに関して、トランプ氏は「彼らはラディカルな極左で最高裁を埋めるつもりだ」と批判した。

選挙前の採決、共和党議員2人が反対

18日にリベラル派のギンズバーグ最高裁判事の訃報が伝えられた直後、ミッチ・マコーネル与党院内総務は、トランプ氏の指名する新判事の採決を実施する意向を表明した。これに対して民主党議員らは、共和党が2016年にメリック・ガーランド判事の承認手続きを拒否したことを指摘。前例に従って判事は11月の選挙で勝利した大統領によって選ばれるべきだと反発した。

さらに下院司法委員会のジェロルド・ナドラー委員長は「新たな上院と大統領が就任する前のレームダック議会で候補者を押し通すならば、次の上院は直ちに、最高裁判所の拡大に動くべきだ」と声明を発表。人数拡大に動く可能性を示した。

新判事の承認は、トランプ氏の指名を受けて上院司法委員会が指名承認公聴会を実施し、本会議で採決を行う。

上院の議席数は、共和党53議席、民主党47議席。民主党が全員反対に回った場合、共和党は、マイク・ペンス副大統領による議長決裁票以外に、少なくとも50票を確保しなければならない。

党内ではこれまで、スーザン・コリンズ議員(メイン州)とリーサ・マーカウスキー議員(アラスカ州)が公に反対を表明している。

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