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Qシャーマン、弾劾裁判で証人に名乗り

議事堂襲撃に加わり、暴動や公務執行妨害、不法侵入、治安紊乱行為などの疑いで逮捕・起訴されたQアノン・シャーマン」ことジェイコブ・アンソニー・チャンスリー(元ジェイク・アンジェリ)被告(33)が、来月に審理が始まるトランプ前大統領の弾劾裁判で証言を申し出ていることが分かった。

チャンスリー氏の代理人アルバート・ワトキンス氏はAP通信に対し、同氏はかつてトランプ氏に「すさまじいほど、夢中だった」が、恩赦を受けることができず「裏切られた気分になった」と語った。ワトキンス氏は上院議員とはまだ連絡を取っていないが、トランプ氏に煽られた人物の意見を聞くことは重要だと述べた。

チャンスリー氏は「全ての愛国者は1月6日、DCに来るようにというトランプ氏の要請」に従ったにすぎないと主張。ワトキンス氏はトランプ氏が退任する前、クライアントは恩赦を与えられるべきだと訴えていた。

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チャンスリー氏は、上半身裸でツノがついたファーの帽子をかぶり、国旗のついた槍を持って議事堂に押し入った。議場に侵入した後、ペンス前副大統領の机に座り「もはや時間の問題だ。裁きが下される」とメモを残した。29日に首都ワシントンで罪状認否が行われる。

コロンビア特別区連邦検察のマイケル・シャーウィン氏は、これまでに約400人の容疑者を特定し、135人を逮捕したとBBCに語っている。
AP通信によると、起訴された中で、チャンスリー氏のほか少なくとも4人が、トランプ氏の命令によるものと考えを示している。

プライベートジェットで首都ワシントンを訪れ、襲撃に加わったテキサス州の不動産エージェント、ジェナ・ライアン(Jenna Ryan)被告も、トランプ氏の呼びかけに応じたと主張。トランプ氏に恩赦を要求していた。

共和党議員は反対

チャンスリー氏の申し出に対し、リンジー・グラハム上院議員(共和党・サウスカロライナ州)は、ツイッターで「Qアノンシャーマンを証人として議会に呼ぶことは、弾劾裁判を完全にサーカス化するとしか思えない」と反発。「様々な議題に関する多くの証人が必要となり、数日では終わらない」と証人の召喚に否定的な見解を述べた。

弾劾裁判は2月8日以降

6日の議事堂襲撃事件に関連し、下院は13日、「暴動を扇動」したとして、トランプ氏を弾劾訴追する決議案を可決した。与野党のリーダーは、弾劾審理を2月8日以降に開始することで合意している。

大統領が既に退任していることから、弾劾裁判の実施は違憲であるとして、手続きの停止を求める動議が上院に提出された。
27日に行われた採決の結果、賛成45、反対55で否決された。共和党からはスーザン・コリンズ、リサ・マーコウスキー、ミット・ロムニー、ベン・サッシー、パット・トゥーミー議員が反対に回った。

なお議会調査局による最新の報告書で、法文には「議論の余地がある」としつつ、「詳しく調査した研究者のほとんどは、議会には、すでに退任した当局者に対して弾劾手続きを延長する権限があると結論づけている」と報告している。

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