ニューヨーク市では28日、新型コロナウイルスの検査陽性率(7日間平均)が0.93%となり、昨年9月以来初めて1%を下回った。新規感染者数は339人だった。
州保健局の発表では、市内の死者数は1名だった。
州全域で感染者は減少しており、全10地域の陽性率(7日間平均)は、昨年10月28日以来初めて2%を下回った。
BREAKING NEWS: our #COVID positivity rate is below 1% for the first time since last September!
— Mayor Bill de Blasio (@NYCMayor) May 28, 2021
• 0.93% positivity rate (7-day avg.)
• 73 new hospitalizations
• 339 new cases
The end of this crisis is in sight — let’s finish the job: https://t.co/KwhEv8K9Bt
18歳以上でワクチンの接種が完了したのは、53%以上となった。デブラシオ市長は今週末、海開きをするコニーアイランドやロッカウェイ、ブライトンビーチなどのほか、セントラルパークやガバナーズアイランド、ブルックリンブリッジパーク、フラッシングメドウズなどに移動式のワクチン会場を設置すると発表した。
さらに、75歳以上の高齢者や会場に行くのが困難な人々を対象に、ワクチンのホームデリバリーサービスを開始する計画を明らかにした。
デブラシオ氏は27日の会見で「われわれはあらゆる手段を講じて、さらなる努力を行う。人々が集まる場所に出かける予定で、市中でモバイル・ワクチンバスを見かけるだろう」と語った。
クオモ知事は、JFKやラガーディアなど州内の空港7カ所にポップアップのワクチン会場を設け、空港で勤務する職員や旅行者に、ワクチンを受ける機会を提供すると発表。さらに27日には、グランドセントラルターミナルとペンステーションのワクチン会場の設置期間をさらに1週間延長すると述べた。
19日に規制を解除
ニューヨーク州は今月19日、近隣のニュージャージ州とコネチカット州とともに新型コロナウイルスに関する規制の大半を解除。飲食店やオフィス、小売店、劇場、美術館、遊園地、ジムの全面的な営業を許可した。
疾病対策センター(CDC)のマスクに関する規定も同日に採用し、ワクチン接種完了者に関して、病院や空港、公共交通機関、学校などを除き、屋内外の大半でマスクの着用や、ソーシャル・ディスタンスを不要とした。
ニュージャージー州のマーフィー知事は28日、CDCの同ガイドラインを採用すると発表した。マーフィ氏も引き続きワクチンの接種を呼びかけており、ビーチにワクチン会場を開設する計画を明らかにした。
?SHOTS AT THE SHORE?️
— Governor Phil Murphy (@GovMurphy) May 28, 2021
Get your first vaccine shot this weekend at the Jersey Shore!
☑️Saturday and Sunday
☑️9:00 AM – 3:00 PM
☑️Stations will be set up at Sandy Hook, Long Branch, and Asbury Park
☑️Pfizer, Moderna, and Johnson & Johnson will be available#OperationJerseySummer pic.twitter.com/v7eGGgEVrW