イーロン・マスク「なりすまし」で民主党への投票訴えたコメディアンを凍結

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    ツイッター社のCEOに就任したイーロン・マスク氏は6日、マスク氏になりすまし、民主党への投票を呼びかけたコメディアンのアカウントを凍結させた。

    停止処分を受けたのは、キャシー・グリフィン(Kathy Griffin)氏のアカウント。表示名を「Elon Musk」に変更し、明日の中間選挙で民主党に投票し、中絶の権利を保護しようと呼びかけていた。グリフィン氏は2017年にも、トランプ氏に似せた人形の生首を手にした写真をツイッターに投稿し、大炎上している。

    マスク氏はこの日、パロディアであることを「明確」にしていない場合、なりすましのアカウントを「警告なしに永久凍結」すると新たな方針を発表した。

    MSNBCによると、ツイッター社はこれまで、なりすましにアカウントについて「プロフィールのモデレート」「一時凍結」「永久凍結」の3段階の措置を取っており、警告なしに停止することはなかった。

    グリフィン氏のほか、ドラマ「マッドメン」のハリー・クレイン役で知られる俳優リッチ・サマーも、プロフィール写真をマスク氏に変更。「困っています。440億人が1ドルずつTwitterに送って」「実際の人種差別主義者ではなく、人種差別に夢中の広告主を知っていますか?」などとツイートした後、アカウントが停止された。

    「言論の自由」を標榜してきたマスク氏の対応に、批判や「コメディは違法になった」など皮肉の声が上がっている。

    マスク氏がツイッターを買収した後、アカウントを複数回凍結されているコメディアンのサラ・シルバーマンは、マスク氏の言動の変化を指摘した。

    1)9日前「Twitterでコメディは合法になった」、2)昨日「言論の自由の絶対主義者だ、ぼくは毎日朝食にうんちを食べてる」、3)今日(アカウント凍結)楽しいわね」

    マスク氏はこれらの批判に対し「直接、個人的な安全上のリスクがあったとしても、自分の飛行機をフォローしているアカウントは停止しない」と主張。言論の自由は約束すると反論している。