「ブラックパンサー 」米国内興収ついにタイタニック越え

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マーベルスタジオ製作による初のアフリカ系アベンジャー作品「ブラックパンサー」(Black Panther)は、今週末ついにジェームス・キャメロン監督の「タイタニック」を抜き、米国内歴代3位の興行収入となると各社が報じた。

金曜までの「ブラックパンサー」の累計興行収入は、6億5920万ドル(約725.1億円)となっており、1997年公開のタイタニックの6億5,940万ドル(約725.3億円)に迫る勢いで、タイニックを抜くのは時間の問題とされている。

「ブラックパンサー」は、2012年公開の「アベンジャーズ」を超え、現在マーベル・ユニバース作品の中では、歴代1位となっている。
マーベルは、新作「アベンジャーズ/インフィニティ・ ウォー」(Avengers: Infinity War)が4月27日から全世界で公開される予定で、こちらも高い期待が寄せられている。

現在米国の歴代興行収入第1位は「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」(2015)で9億3,600万ドル、2位は「アバター」(2009)の7億6,000万ドルで、現在のペースだとこれらを抜くのは難しいとみられている。

ブラックパンサー

マーベルスタジオ製作による初のアフリカ系アベンジャー作品は、アフリカ系アメリカ人のイアン・クーグラー(Ryan Coogler)が監督を務める。
チャドウィック・ボーズマン(Chadwick Boseman)や、ルピタ・ニョンゴ(Lupita Nyong’o)、マイケル・B・ジョーダン(Michael B. Jordan)など、マーベル作品としては、初めて黒人のキャストをメインに起用し、アフリカ系のカルチャーを描いたストーリー。

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2月14日に米国で公開され、米国のオープニング週末収入が2億ドル(約220億円)を超え、公開後26日間で世界興行収入が10億ドルに達するなど大きな話題となっている。