『劇場版 転スラ』が米国でランクイン

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    先週末(1月20日~1月22日)の全米ボックスオフィスランキングが発表された。週続き『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(2,000万ドル)と『M3GAN/ミーガン』(1,150万ドル)、『長ぐつをはいたネコと9つの命』(980万ドル)がトップ3を維持しているが、スリラー映画『ミッシング』(Missing)が初登場で4位にランクインを果たした(930万ドル)。

    『ミッシング』は、ニコラス・D・ジョンソンとウィル・メリックの長編監督デビュー作品。

    PC画面を中心に展開される斬新な物語が人気を博した前作『search/サーチ』(2018)との直接的繋がりがあるというよりは、設定を持ち越した続編と言った方が正しいだろう。「サーチ」は父親が行方不明になった娘を探す物語であったが、今作は娘が行方不明になった母を探すという、逆転の設定になっていることにも注目が集まっている。ニコラスは前作で編集を担当していた。

    主演はストーム・リード。『ドント・レット・ゴー -過去からの叫び-』(2016)や『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(2021)など注目を浴び、人気ゲームのドラマ化作品『The Last of Us』にも出演している。ニア・ロングやティム・グリフィンといった実力派俳優が脇を固める。

    「転スラ」が初登場8位に

    また日本のアニメの劇場版『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』が1473館で公開され、初登場8位となった(145万ドル)。

    日本のアニメや漫画をメインとしたエンタメコンテンツを輸出する企業、クランチロールの功績や配信サービスの普及もあって、日本のアニメ映画がランクインすることも珍しくはなくなってきた。「ドラゴンボール」や「ぼくのヒーローアカデミア」などのジャンプ系作品の成績と比べると、まだまだ知名度が低く、それほど成果を出せていないという印象ではあるが、とりあえず2023年に公開された日本のアニメ映画で初めてトップ10入りを果たした作品となった。

    SAGこと全米映画俳優組合賞、英国アカデミー賞もノミネートが発表となり、そしていよいよ1月24日にはアカデミー賞のノミネートが発表になる。それによって、現在はランク外にあるが、有力候補とされている『フェイブルマンズ』や『イニシェリン島の精霊』、『エンパイア・オブ・ライト』といった作品が、再びトップ10に返り咲く可能性も出てきている。