ブルックリンブリッジとクイーンズボロブリッジに自転車専用レーン設置へ

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ニューヨーク市のデブラシオ市長は28日に行った施政方針演説で、ブルックリンブリッジとクイーンズボロブリッジに自転車専用レーンを設けると発表した

計画は「ブリッジズ・フォー・ザ・ピープル」(Bridges for the People)と名付けられ、車線の一部を自転車専用道路に変える。

ブルックリンブリッジは、マンハッタン方面の内側の道路が自転車専用道路となる。歩行者と自転車が混在する現在の遊歩道は、歩行者専用スペースとなる。
クイーンズボロブリッジは、北側にある外側の道路を自転車専用道路とし、南側の道路に歩行者専用道路を設ける。

パンデミック後、公共交通機関を避け、自転車を利用する人が増加している。ニューヨークタイムズによると昨年11月、イーストリバーにかかる4本の橋を渡ってマンハッタンに向かう自転車の数は、前年同月に比べて55%増加したという。

デブラシオ氏は「21世紀の橋に変え、急進的で新しい計画の未来を受け入れる時だ」と語った。
同氏は2019年、市内で自転車の交通事故が増加していることを受け、5,840万ドルの安全計画を発表した。計画には、車道と分離した自転車専用道路の増設や、事故が多発している交差点への警察官の配備、交通職員の増員などが含まれている。

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