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87歳のブロードウェイボイスコーチ、突き飛ばされ死亡 26歳の女を起訴

22日、ボイスコーチとして活躍していたバーバラ・マイヤー・ガスターン(Barbara Maier Gustern)さん(87)が突き飛ばされ、死亡した事件で、容疑者の女が弁護士とともに、マンハッタンの警察署に出頭。過失致死罪などで起訴された。複数メディアが報じた。

起訴されたのは、ロングアイランド出身のローレン・パツィエンツァ(Lauren Pazienza)被告(26)。マンハッタンの刑事裁判所は保釈金について50万ドルの現金、または100万ドルの保証を命じた。次回の出廷は25日を予定している。

ガスターンさんは10日午後8時半頃、チェルシーの自宅近くの路上でタクシーを待っていたところ、背後からいきなり突き飛ばされ、道路に頭部を強打した。病院に搬送され、16日に死亡した。意識を失う前、ガステーンさんは警察に、交差点にいた見知らぬ女性が近づいてきて、「Bitch」と罵り、突き飛ばされたと話していた。遺族は、外傷性脳損傷を負ったと話しているという。

ガステーンさんは長年ボイスインストラクターとして活躍しており、歌手デボラ・ハリーや、ブロードウェイミュージカル「オクラホマ!」のリバイバル公演のキャストのボイスコーチを務めた。事件のあった日は、パブリックシアターのJoe’s Pubに生徒のパフォーマンスを観に行く予定だったという。

パツィエンツァ被告

被告は、ロングアイランドのポートジェファーソン出身で、クイーンズのアストリアで婚約者と暮らしていた。ニューヨークタイムズによると、現在取り下げられているLinkedInのページで、被告は、高級家具店のRoche Bobois(ロッシュ・ボボア)でイベントコーディネーターとして働いているとしていた。同社は取材に、被告は昨年12月に退職したと回答しているという。デイリーメールは公の記録をもとに、アストリアの物件について、2019年に54万ドル(6,500万円)で売却され、婚約者が親戚とともに所有していると伝えている。 

検察は、被告はSNSの全てのアカウントや結婚式のウェブサイトを削除するなど、逮捕を逃れる努力をしていたと主張している。被告が実家に隠れているとの情報をもとに、刑事がポートジェファーソンの両親の家を訪れた際、父親は娘はいないと答え、立ち入り調査を拒否したという。

ガステーンさんを突き飛ばした約20分後、近くで婚約者と口論をしており、救急車が到着する様子を近くで見ていたという。

有罪となった場合、最高で25年の禁固刑が科せられる可能性がある。動機については不明だという。

被告の弁護人は、ニューヨーク州の著名な弁護士、アーサー・アイダラ氏が務めている。アイダラ氏は、ルディ・ジュリアーニ元ニューヨーク市長やハーヴェイ・ワインスタイン、FOXの故ロジャー・アイルズ、アラン・ダーショビッツなど、数々の大物の代理人を務めたことで知られる。

ニューヨークポスト紙によると、アイダラ氏は事件について、「歩道にいる人を押す」のは「崖の前にいる人を押す」または「走行する電車の前にいる人を押す」のとは異なると主張。法廷で、検察側の求める罪が重すぎると述べたという。

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