米小売の最大手ウォルマートで販売されたTシャツをめぐって、SNSで爆笑のミームや絵文字のコメントが相次ぎ話題になっている。
ユーザー@whosurdaddienowが3日にシェアしたオリーブ色のTシャツには、頭に「RE」使用した単語が並べられている。「Recycle(リサイクル)」「Reuse(再利用)」「Renew(更新)」「Rethink(再考)」といったスローガンだが、投稿主はデザインにとんでもない語彙が隠されているのを見逃さなかった。
I need this shirt before Walmart realizes what they have done.
— ƒℓαѕкѕ вєƒσяє тαѕкѕ (@whosurdaddienow) April 3, 2023
Find the hidden word. 😏😅 pic.twitter.com/OtiWsFlk3c
よく見ると、大きく描かれた「Re」の次にくる文字を縦読みすると「cunt」となる。言葉は、女性の性器を指す俗語であると同時に、相手を強く侮蔑、卑しめる意がある。クウォーツは以前、言葉の起源を探った記事の中で、英語で最も下卑た言葉だと紹介している。
この投稿は260万視聴され、「いいね」は2万件近くに達している。
コメントには、ミームに混じって、「どうやったら買えるの」「一点お願い」と記念に欲しがる声も投稿されている。
なおウォルマートは商品をすでに取り下げており、広報担当者はニューズウィークに意図的ではなかったと明らかにした。
Tシャツを手がけたのはウォルマート傘下のファッションブランド「George」で、米国ではなくカナダで5ドルで販売されていたと報じられている。
すでに幻の品となったTシャツだが、アマゾンやEtsy、Ebayといったマーケットプレイスには、この機会を逃がすまいと商魂たくましいセラーたちによるレプリカが出回っている。
ちなみに先日は、トランプ氏逮捕の騒動を受けて、架空のマグショットをあしらったTシャツが大量に販売され、話題になった。