マンハッタンのアップルストアで、警備員が刃物で刺された事件に関し、ニューヨーク市警察は12日、店内の監視カメラの映像を公開した。
事件は8日午後6時20分、チェルシー地区のアップルストア内(401 West 14th Street)で起きた。
警察の発表によると、男は37歳の警備員と口論となった後、平手打ちしをして、いったん店を出た。男はすぐに店に戻り、25歳の女性の店員を殴打。男性の警備員ともみ合いとなった。男はその後、刃物を取り出し、男性を切りつけるなどした。男性は、額と左腕、背中3カ所に刺し傷を負い、病院で手当てを受けたという。
米メディアはマスクの着用を求めたことが、争いの原因になったと報じている。
公開された映像には、男が警備員の顔をひっぱたく様子や、別の従業員に暴行を加えた後、警備員が男に掴み掛かり、もみ合いになる様子が映っている。
?WANTED for ASSAULT: On 10/8/21 @ 6:20 PM, inside of 401 West 14th St. (Apple Store) @NYPD10Pct @Manhattan. The suspect slapped, slashed and stabbed Victim #1 and punched female victim#2. Any info call or DM NYPDTips at 800-577-TIPS. Reward up to $3,500. pic.twitter.com/AchFN4q44O
— NYPD Crime Stoppers (@NYPDTips) October 12, 2021
被害にあったのは、アレハンドロ・ソーサ(Alejandro Sosa)さん。ソーサさんの妻はWABCのインタビューで、犯人に自首するよう求めた。ソーサさんは、パンデミックが始まった昨年3月より勤務しているが、このような事件はなかったと語ってる。