マーベル・コミックのスタン・リーさん、95歳で死去

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スパイダーマンやブラックパンサーなど、マーベル・コミックのスーパーヒーロー生みの親、スタン・リー(Stan Lee)さん(95)が12日午前、ロサンゼルス市内の病院で死去したと、ハリウッドレポーターやTMZなど複数メディアが報じた。死因は明らかになっていない。

TMZによると、月曜朝ハリウッドヒルズの自宅に救急車が駆けつけた。その後、リーさんは搬送先のシーダーズメディカルセンターで死去したと、娘のJ.Cさんが同メディアに語った。リーさんは、ここ数年、肺炎や目の病気を抱えていたという。

1922年12月28日ニューヨーク生まれのリーさんは1961年、ジャック・カービー(Jack Kirby)とともに『ファンタスティック・フォー』(The Fantastic Four)を創刊し、マーべル・コミック(Marvel Comics)をスタートした。

その後、『ハルク』や『ソー』、『アイアンマン』、『ドクター・ストレンジ』、『スパイダーマン』、『X-メン』、『アベンジャーズ』『キャプテン・アメリカ』などの原作を手がけており、数々のスーパーヒーローを世に送り出した。

昨年7月、妻のジョアン(Joan)さんが69歳で死去した。娘のJ.C.さんは、「父は全てのファンを愛していました。最も偉大で、立派な人でした。」TMZに語っている。

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来月14日には、CGアニメ映画『スパイダーマン: スパイダーバース』(Spider-Man: Into the Spider-Verse)が、全米の劇場で封切られる。

リー氏は、マーベル映画に頻繁にカメオ出演していることでも知られている。