ウィリアム皇太子「関係は終わった」プライバシー売った弟に失望

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ヘンリー王子夫妻が、Netflixドキュメンタリーで王室内のプライバシーを公表したことに、ウィリアム皇太子は腹を立てているという。

兄弟を知るという友人はデイリービーストに対し、ウィリアム皇太子はヘンリー王子との関係は「終了した」と考えており、「メディアから金銭を受け取ったことに、完全に失望している」と明かした。

「ウィリアムは、自身とケイトの秘密を売り飛ばしたヘンリーを決して許さないだろう」と話し、彼らにとってプライバシーの重要性と、公開によって受ける「苦痛」を、ヘンリー王子は「誰よりも理解していたはずだ」と主張。プライバシーの尊重こそが「2人を繋ぎ止めていたものだ」と加えた。

15日から配信される第2弾の予告編で、ヘンリー王子は「彼らは兄を守るためなら喜んで嘘をついた」と述べるなど、ウィリアム王子をめぐる何らかの状況についても言及している。

「ハリー&メーガン」は、ドキュメンタリー番組としてNetflix史上最高の視聴時間(約2,800万世帯が8,155万時間視聴)を記録している。

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ただし内容や企画自体に批判的な声も強く、テレグラフが14日に公表した英国民に対する世論調査では、ドキュメンタリーについて59%が「悪い考え」と回答。良いと答えたのは、わずか33%だった。

夫妻に対する評判も低下している。YouGovが番組の配信直前に実施した調査では、ヘンリー王子に対する好感度は、否定的な見方が肯定的を26ポイント上回った。メーガン妃は39ポイントに拡大した。

デイリービーストは、夫妻が家族を攻撃する傍ら、自分たちは善人だというストーリーを維持できるかどうかは疑わしいと指摘している。

なお来年1月に発売されるヘンリー王子の回顧録「スペア」では、新たな暴露話が飛び出す可能性がある。先の友人は、ウィリアム皇太子は「強硬な態度を取る」決意を強める可能性があると語っている。