ヘンリー王子には「極秘」、チャールズ国王 王位継承計画に着手か、王室専門家

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がんと診断されたチャールズ国王(75)が、予定を早めて王位継承計画に着手しているとの見方が広がっている。

王室は今月5日、前立腺肥大症の入院手術を受けた国王に「がんの一種」が見つかり、既に治療を開始していると発表した。治療中は公のイベントへの出席は控えるが、国務や事務手続きは継続するとしている。がんの種類やステージは明らかにしていない。

王室伝記作家のトム・クイン氏は英紙ミラーに、当局者らは国王は80代半ばまで健康を保つだろうと考えていたとし、国王の病状が考えられているよりも深刻な状態である可能性を指摘した。

クイン氏はまた、進行中の継承計画の中心に継承順位一位のウィリアム皇太子が関わっており、王もこれを認識していると説明。一方、ヘンリー王子には「極秘」とされているとし、「彼はないがしろにされたり、自分が受けるべきものを与えられていないと考えると、すぐにメディアに駆け込むからだ」と理由を加えた。ヘンリー王子は王室離脱後の米メディアとのインタビューや回顧録「Spare」で王室の体質やメンバーを批判し、王室との確執を深めたと見られている。

ヘンリー王子は、がんが公表された翌日、国王に会いに英国を急遽訪問した。今月中旬、米メディアのインタビューで国王の健康状態を問われると、「それは彼と私の間に留めておく」と答えていた。

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王子は近くイギリスを再訪問する計画だといい、一部では、英王室をサポートするために一時的に公務復帰を検討しているとも伝えられている。

これについて王室の専門家でコメンテーターのヘレナ・チャード氏はFOXニュースの取材で「ウィリアム王子は個人的な問題を抱えている」とし、「彼は弟をよくわかっており、簡単に家族に戻すことは許さないだろう。彼は彼を信頼していない」と否定的な見方を示した。

なお王位の継承順位では、ウィリアム皇太子が1位で、長男のジョージ王子が2位、長女シャーロット王女が3位、次男ルイ王子が4位であり、ヘンリー王子は5位となっている。