ノストラダムスがエリザベス女王の死を予言か、関連本ベストセラーに

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フランスの預言者ノストラダムスが450年以上前に、エリザベス女王の死期を予言していたとして、関連本の売上が急増しているという。

英紙サンデー・タイムズによると、研究者マリオ・レディング氏が、ノストラダムスの予言の解釈を記した2005年発売の著書「Nostradamus: The Complete Prophecies for the Future」には、エリザベス女王は「22年ごろ、96歳あたりで死去するだろう」と記されている。

なお1555年に発売された詩集「ノストラダムスの予言集」(Les Propheties)は、4行詩の形式で綴られており、解釈が難解とされている。ニューヨークポスト紙は、世界大戦や米同時多発テロなどの惨事も予言していたと伝えている。

今月8日にエリザベス女王が亡くなって以降、レディング氏の著書の販売部数が急増しており、17日以降、8,000部を売り上げているという。女王が死去するその前の週の販売数は5部だった。

本の中では、チャールズ国王の将来についても触れられている。

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レディング氏は、チャールズ国王について「離婚は国民に支持されていない。のちに取るに足らない人物だとみなされ、人々は島々から国王を追い出すだろう。そして、予期せぬ男性が、王位を継承する」と解釈を記しており、国王は王位を放棄し、次男のヘンリー王子がこれを引き継ぐと示唆しているという。

なお、2020年に妻のメーガン妃と共に王室を離脱したヘンリー王子の王位継承順位は現在、第5位となっている。