エリザベス女王、メーガン妃の子供「リリベット」の名前に思っていたコト

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メーガン妃がカリフォルニア州の病院で第2子の女の子を出産したのは、2021年6月4日のことだった。ヘンリー王子夫妻は2日後、女の子の名前を「リリベット・”リリ” ・ダイアナ・マウントバッテン=ウィンザー」と発表した。

“リリ”は、故エリザベス女王の愛称「リリベット」にちなんだものだが、名前は、両親や妹のマーガレット王女、故フィリップ殿下、親しい友人のみが使用していたため、当時、一部の専門家からは「無礼」と非難の声が上がっていた。

当の本人は、快く思っていなかったどころか「激怒」していたという。

デイリーメールが入手した王室専門家ロバート・ハードマン氏の新著「Charles III: New King. New Court. The Inside Story」には、側近が目撃した女王の反応が綴られている。 

ある王室関係者は2021年、BBCの取材に対し、夫妻は一度もエリザベス女王に「お伺いを立てていなかった」と証言していた。

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別の関係者はPageSixに、ヘンリー王子はメーガン妃の出産後、エリザベス女王に電話をかけ「女王にちなんだ名前をつけようかと考えている」と尋ねたと明かしつつ、「彼らが尋ねたかどうかは疑わしい。どちらかといえば、そのように知らせたようだ」と推測している。

夫妻の広報担当者は、女王の「支持」がなければ、名前は使用しなかっただろうと述べるなど、好意的な反応を示したことを示唆した。側近は、女王はこの発言に「自分がこれまで見たこともないほど、怒っていた」と語っている。

関係者は、ヘンリー王子からの連絡について、女王は「ノー」と言える立場にないと考えていたとも語っており、名前に対する両者のわだかまりは残っていたようだ。