Netflixが7月より、映画『タイタニック』を配信することを巡り、ネットでは「早すぎる」など非難の声が上がっている。
きっかけは、今月18日に発生した潜水艇「タイタン」の事故だった。タイタンは、海底に沈む豪華客船タイタニック号の探索に出かけた後、「壊滅的な破壊」に見舞われ、乗船していた5人全員が帰らぬ人となった。22日に海底で発見された残骸からは、遺体の一部が回収されたと伝えられている。
潜水艇には、運営会社オーシャンゲートのストックトン・ラッシュCEOのほか、フランス人の深海探検家ポール・アンリ・ナルジョレ氏、英国の億万長者ハミッシュ・ハーディング氏、パキスタンの実業家の親子が乗船していた。
タイミングに疑問の声
事故直後の配信にネットでは、「タイミングがよくない」「実に不快」「冗談でしょ？」などの批判や、「ネトフリほど必死で金を稼ぎたいと思っている企業はない。億万長者の死で儲けようとしている」「資本主義は資本主義に食いつく」「新キャラクターでもいるの？」といった皮肉が投稿されている。
they’re so nasty for this
— rohan (@rohandrr) June 24, 2023
