富士の樹海動画が大炎上。米ユーチューバー謝罪。

1,500万人の登録者を持つ米国の人気ユーチューバー、ローガン・ポール(Logan Paul) が日本の青木ヶ原樹海の動画を投稿。動画には、自殺した人の死体が撮影されており、不適切な内容だと大炎上。自身のオフィシャルサイトから動画を取り下げ、二度にわたり謝罪した。

問題の動画

「日本の自殺の森で死体を見た」というタイトルの動画には、「これは、クリックベイトなんかじゃない。僕が今までにこのチャンネルで投稿した中で、最もリアルなブイログだ。」とポールは前置きし、視聴者に過激な内容が含まれると注意を促している。しかし、「僕は、これは誰の身にも起こったことがないと確信していて、これはユーチューブにおける歴史的な瞬間だ。」と視聴を促すような表現が加えられている。
動画には、顔にはモザイクをかけているものの、自殺した人の体が映されている。
ビデオの最後には、「自殺は答えではない。うつ病はいいが、助けを求めなかったり、人と話さないというのは良くない。感情を押し殺そうと思わないで、強くいてください。どんなことがあっても切り抜けられる。」と締めくくっている。

米ABCNewsによると、投稿されたビデオは、24時間で600百万人のビュー数となった。
1日の夜には、ツイッターのトレンドトピックとなり、自殺をジョークとして扱うビデオに、他のユーチューバーやセレブリティから、多くの非難コメントが寄せられた。

「あなたは問題意識を提起しているのではなく、嘲笑しているんだわ。」

「多くの若者がこのビデオで目を覚ませばいい。あなたは純粋にゴミだと。自殺は冗談なんかじゃない」

自身の兄弟が自殺したという人からは、「この状況を撮影するなんて、なんて鈍感で、おぞましいの?」と怒りの声が上がっている。

ティーンエイジのソーシャルメディアスターは、自殺防止ホットラインの電話番号を掲載したツイッターを投稿した。

ローガンは2度にわたり謝罪

ローガンは、1日(月)夜と2日(火)二度にわたって謝罪した。

「今までこのような批判に直面したことはなく、ビュー数のために投稿したわけではない。自殺へのアウェアネスと自殺防止のためになればと思った。」と投稿の理由を述べている。

「インターネットに謝罪したい。このビデオを見た人、精神疾患やうつ病、自殺などにより影響を受けた、また関係する方々に謝りたいと思っています。そして最も重要なことは、彼の家族や被害者に謝りたいと思っています。」とビデオで謝罪を述べた。また、「とんでもない大きな誤ちを犯した。許しは得られないかもしれないが、ただ謝りたい。自分を恥じています。自分に失望しているし、良くなると約束します。」と語っている。

ローガン・ポール(22歳)は、弟のジェイクと共にユーチューブで活躍。ユーチューブのサブスクライバーは1,500万人、ツイッターのフォロワーも390万人に登る。昨年は、フォーブス誌エンタメ部門のトップインフルエンサーの1人に選出された。ポール氏の動画は、悪ふざけやイタズラが中心で、投稿したビデオの多くは数百万ビューを獲得している。

ユーチューブは声明を発表

2日(火)、米ユーチューブ(YouTube)は、亡くなられた家族にお悔みを申し出ると共に、ショッキングで、センセーショナル、マナーを欠いた暴力的でおぞましい内容のコンテンツは禁止していると、声明を発表。
他のユーチューバーにも同様のメッセージが送信されている。

ローガンが訪れた日本では、築地や渋谷など海外の人にも人気のエリアで動画を撮影している。築地で大騒ぎし、そこで働く人より「あまり調子に乗るな」と言わされるシーンも。また、渋谷では築地で購入した魚とタコを振り回して、路上で大あばれ。最後は走りゆくタクシーの後ろに魚を放置する悪ふざけを行う。コメント欄にはこの行為は「迷惑防止条例」にあたり、二度と日本へ来ないで欲しいというコメントも掲載されている。

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