ハリス副大統領「高笑い」についてアンチに反論

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カマラ・ハリス副大統領は24日、女優ドリュー・バリモアが司会を務めるトーク番組に出演し、自分の笑い声について言及した。

ハリス氏のスピーチに関して、保守派の一部からは、無意味な言葉を羅列を意味する「ワードサラダ」といった皮肉や、「甲高い笑い声」を奇妙だとする声が上がっている。

Mediateが29日の放送前に入手したクリップによると、ハリス氏はバリモアに「あなたは先ほど、初の女性(副大統領)になることの意味を尋ねましたが、面白いことに、人々はまだそれに慣れる必要があるということです」と切り出し、批判は女性蔑視によるものとの見方を示した。

「私の笑い声は母から譲り受けたものだ。私はお腹の底から笑う女性たちの間で育った。みんなキッチンでコーヒーを飲みながら笑っていた。大きな声で笑い、大騒ぎしていました。こんな風にはしなかった」と口に手を当て、クスクスと上品に笑ってみせた。「私はこのような人物ではないのです」と加えた。

続けて「われわれに本当に重要なことは、お互いを思い出させること、とくに若い人々に。これがどのようなものか、あなたはどうあるべきか、正しいことをするためにどのように行動すべきかについて、他人の認識に閉じ込められないこと。これは本当に重要なことです」と締め括った。

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ハリス氏の話にじっと耳を傾けていたバリモアは「あなたの笑い声が大好き。そのメッセージも大好きよ」と答えると、会場の観客から拍手が起きた。

ネットでシェアされた動画のコメント欄には、「笑い声が問題なのではない。彼女は不適切なタイミングで笑う。非常に奇妙だ。面白くないのに笑っている」「問題なのは、彼女が笑う前に話している内容だ」「理由はなんであれ、ウザいことには変わりはない」といったコメントのほか、「ドリュー・バリモアの演技がひどい」「バリモアのゲストとの距離が近すぎない?毎回ドン引きしてる」など司会者に対する批判も寄せられている。

ハリス氏の支持率は低迷している。先月公表されたUSA TODAY/サフォーク大学の世論調査では、登録有権者の52%がハリス氏を評価しないと回答。支持すると答えたのは36%で、バイデン氏の41%を下回った。好感度は38%で、バイデン氏(41%)やトランプ氏(40%)を下回っている。