地下鉄ミュージシャン 演奏中に金属製ボトルで頭部を殴られる

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ニューヨーク市の地下鉄駅構内で、チェロを演奏していた男性が、金属製のボトルで頭部を殴られる事件があった。

事件が起きたのは2月13日の午後8時近く、百貨店メイシーズなど商業ビルが立ち並ぶミッドタウンの34ストリート/ヘラルドスクエア駅の構内。被害者はチェロ奏者で、医学部の博士課程に通っているというイアン・フォレストさん。SNSにシェアされた動画には、伴奏に合わせてエレクトリックチェロを演奏していたフォレストさんに、近くで聞いていた女が近づき、地面に置いてあったボトルで頭部を殴る様子が撮影されている。

地下鉄駅で演奏中に暴行されたのは過去一年間で2回目だという。Xの投稿で「もうこれを続けられない。 地下鉄の演奏を無期限で中止する」と今後はパフォーマンスを行わない意向を示した。

今週も地下鉄の利用客が巻き込まれる事件が複数発生している。

月曜日にはブロンクスにある駅のプラットフォームで発砲があり、流れ弾に当たった利用客1人が死亡、5人が負傷する事件があった。捜査当局は15日にブロンクス在住の16歳の少年を拘束した。ギャング同士の撃ち合いとみられ、その他の銃撃犯の行方を追っている。

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15日はクイーンズのクイーンズプラザ駅構内で、観光客が背後から首をナイフで切りつけられる事件が発生した。ニューヨーク市警察では、容疑者の男の写真を公開し情報提供を呼びかけている。