ヘンリー王子とメーガン妃 米人気アニメでパロディに、英ご意見番が絶賛

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コメディ・セントラルの人気アニメ「サウスパーク」は、ヘンリー王子とメーガン妃をモチーフにした新たなエピソードを公開した。ネットでは、巧みなパロディだと評価する声が上がっている。

番組では、「小さな山の町でプライバシーと隠とん地を探す、カナダの王子と妻」が登場。夫妻は「プライバシーが欲しい」「普通の人になりたい。注目されるのはつらい」などと主張しながらも、プライベートジェットで、王子の著書「Waaagh!」のプロモーションツアーに出かける。

番組は、メディア批判を展開し、プライバシーを求める一方で、メディアへの出演をやめない夫妻の矛盾に重ね合わせたストーリーだが、これに、メーガン妃の宿敵で、大物司会者のピアース・モーガン氏は「死ぬほど素晴らしい」と絶賛。大半の米国人がこのように感じているはずだとツイートした。

番組では、主人公のカイルが「あいつらの話を聞くのにうんざりなのに、追いやることができない。やつらはどこにでもいる」とぼやくと、スタンは「われわれは、間抜けな王子とあのバカ嫁なんて気にすべきじゃない」と答えた。

ネットでもさまざまな声が上がっている。

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あるユーザーは、メーガン妃風の女性が「私はエスニック・ウーマンなのに」と夫に不満を示す場面をシェアしつつ、「サウスパークが、ハリー&メーガンのおバカな偽善ショーを、巧みに表現しているのが気に入った」とコメントした。

「プライバシーが欲しい」「私たちを見るのをやめなさい」と書いたプラカードを持ち、「ワールド・プライバシー・ツアー」に出かけるシーンは、スタンのセリフを引用した#DumbPrinceAndHisStupidWifeのハッシュタグともにシェアされている。

YouTubeにも「ここ数年で最高のエピソード」「スタンの発言は、まさにその通り」といった称賛の声が投稿されている。

夫妻は昨年、ポッドキャストやNetflixのドキュメンタリー番組など次々と話題のコンテンツをリリースした。今年1月には、ヘンリー王子が回顧録「スペア」を発売し、メディアの話題をさらった。過剰な露出に対し、巷では「ヘンリー疲れ」といった言葉まで飛び出した。

ある王室専門家はFoxニュースの取材に、関係者の話として、夫妻がサウスパークのエピソードに不満を示しているとした上で、法的措置すら検討する可能性もあると語っている。