ヘンリー王子とメーガン妃「大統領スタイル」でナイジェリア訪問

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ヘンリー王子とメーガン妃は10日、傷痍軍人のための国際スポーツ大会「インビクタス・ゲーム」の一環で、西アフリカ沿岸部にあるナイジェリアを訪れた。同国は昨年、アフリカでは初めて同大会に参加した。

BBCによると、2人は首都アブジャで、大会を取りまとめる慈善団体「Nigeria Unconquered」とシッティングバレーボールを観戦したほか、同国の国防相の職員がホストを務めるレセプションに参加。その後、ヘンリー王子は単独でカドゥナを訪れ、ナイジェリア軍のリハビリテーションセンターで負傷した兵士を見舞った。

一方のメーガン妃は、女性のリーダーシップに関するイベントに出席した。その中で、自分がナイジェリアの家系であることを明かし、「ナイジェリアの女性のことを耳にする度、その仲間であることを非常に嬉しく思っている」と語ったという。最終日の12日は、商業都市ラゴスにあるポロクラブや学校を訪問した。

デイリーメールは、アブジャでは群衆が殺到するなど「ロックスター並みの歓迎」を受けたと伝えつつ、今回の訪問を「疑似ロイヤル」と皮肉った。

米国務省は、ナイジェリアを訪れる国民に、4段階中「レベル3」の渡航勧告を発しており、専門家からは安全面に対する疑問の声が上がっていた。王子が単独で訪れたカドゥナは、英外務省が立ち入りを禁じている地域だという。

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同紙によると、今回の旅行中、ナイジェリア政府による警護に加え、ヘンリー王子側も4人の護衛を同行させていた。夫妻は、軍用車両10台、救急車2台、機関銃を備えたトヨタのピックアップトラック3台に守られながら移動したと伝えている。

元王室警察官のダイ・デイヴィス氏は、夫妻の「大統領スタイル」の警備を見るのは「実に受け入れ難い」と非難。「プライバシーだけが欲しいと主張するカップルが、世界で最も危険な国を訪れている」と指摘しつつ、「慈善のためか、”ハリー&メーガンショー”のためなのか自問すべきだ」と語っている。

1990年代にチャールズ国王と故ダイアナ妃のナイジェリア訪問に同行した元王室警察官ケン・ワーフ氏は、「(当時は)極めて無法地帯だった」と振り返り、ヘンリー王子が、ロンドンは安全ではないと主張するのは「筋が通らない」と批判した。