カマラ・ハリス

3日朝、カマラ・ハリス副大統領を乗せた車両がホワイトハウスに向かう途中に事故を起こしたが、シークレット・サービスは当初、到着が遅れる理由を「機械故障」によるものと報告していたことがわかった。ワシントンポスト紙が報じた

事故が起きたのは午前10時20分ごろ、ハリス氏を乗せたSUVが、フォギーボトム付近のトンネルの入り口で縁石に衝突した。車両はタイヤの交換を必要としたため、ハリス氏は後部車両に乗り換え、目的地にたどり着いた。

▼ヴァージニア・アベニュー付近の建物から撮影されたビデオには、車列が停止している様子が映っている。

シークレット・サービスのアンソニー・グリエルミ報道官は5日、事故について、ハリス氏の車両が「やや過剰に軌道修正した際、縁石に衝突した」と語った。この事故でけが人はなかった。

関係者はワシントンポスト紙に、8月末にシークレットサービスのトップに就任したキム・チートル長官は、ハリス氏の事故に件する報告が不正確であったことに、困惑したと明かした。

情報筋はNBCニュースに、車列が停止するのは「われわれにとっては御法度」で、懸念される状況だったと語った。ハリス氏はホワイトハウスに到着後、けがを負わなかったか検査を受けたという。

今回の事故で、職員に対する懲戒処分は下されていない。シークレットサービスでは、1月6日の議事堂事件後、職員が携帯電話のテキストメッセージを消去していたことが発覚するなど、一部で組織の体質を問題視する声が上がっている。記者から部門内のコミュニケーションの問題を指摘されたグリミエル氏は、「これは不正行為の問題とは異なる」と回答した。