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大物マフィア訴追の元連邦検事、トランプ氏への刑事捜査に参加

マンハッタン地検のサイラス・バンス・ジュニア検事長は、トランプ前大統領に対する刑事捜査に、著名な元連邦検察官を加えた。ニューヨークタイムズが、事情を知る複数の人物による話として報じた。

新たに加わったのは、1990年代後半にニューヨーク州南部地区連邦地検で犯罪局長を務めたマーク・ポメランツ(Mark F. Pomerantz)氏。当時ガンビーノ一家のボスだったジョン A.ゴッティ氏の事件を手がけるなど、大型の組織犯罪とホワイトカラー犯罪の刑事捜査に携わった。

ポメランツ氏は数カ月間、非公式に捜査に協力してきたという。マンハッタン地検の報道官によると、ポメランツ氏は特別地区検事補に就任し、トランプ氏の捜査にのみ携わる予定だという。

外部の人材を雇用するのは異例だという。約2年半にわたるトランプ氏と家族のビジネスに対する捜査の複雑さを示しており、昨年末には、フォレンジック会計の専門家を雇ったと伝えられている。

2018年にスタートしたサイラス・バンス検事長によるトランプ氏と家族のビジネスに対する捜査は、当初、2016年選挙活動中に支払われたとされるポルノ女優への口止め料に関するものだったが、その後、範囲を拡大し、現在は税金詐欺や保険詐欺、業務記録の改ざんにまで及んでいるとみられている。

今年1月、捜査がトランプ・オーガニゼーションのマンハッタン郊外にある地所「セブン・スプリングス」に拡大したと報じられた。さらに今月13日には、ウォール・ストリートジャーナルは、不動産投資信託ラダーキャピタルの子会社から、マンハッタンにあるトランプタワーやホテルなど、トランプ氏の有名な不動産に対して提供された融資について調査していると伝えた。

trump tower
五番街にあるTRUMP TOWER ©mashupNY

情報筋はタイムズに、検察官は、トランプ氏が固定資産税を下げるために資産価格を低く査定する一方で、融資に際しては、最良の条件を得る目的で資産を意図的にかさ上げしていなかったか調査していると話している。検察官はまた、トランプ・オーガニゼーションが保険会社に報告した様々な資産に関する資料についても調査しているという。

すでに大勢の証人に聴取を行っていることに加え、十数件の召喚状を発行し、関係企業に書類の提出を求めているという。この中にはラダーキャピタルが含まれているほか、ドイツ銀行の依頼でトランプ氏の不動産の査定をした企業にも召喚状が送られたという。

昨年12月にはドイツ銀行と保険会社エーオンの従業員が聴取を受けたと報じられた。情報筋はこの時、検事がドイツ銀行の2人の従業員に、銀行の貸付の決定手続きについて聞き取りをしたと話していた。

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