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カテナチオ

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世界情勢に詳しく、特に米中やロシア、インド太平洋や中東の外交安全保障に精通している。現在、学会や海外シンクタンクなどで幅広く活躍している。

習近平は皇帝となるか 最大の課題は米国ではなく国民

10月、5年ぶりとなる共産党大会が開催され、3期目となる習近平氏は2時間あまりにわたってこの5年間の成果を強調した。演説内容は多岐に渡ったが、習氏は特に2つのポイントを強調した。1つは、中華民族の偉...

中国とインドもついていけない、孤立深めるプーチン

ロシアによるウクライナ侵攻、これがプーチンの大統領生活の中で最大の汚点になることは間違いない。プーチンはロシア系住民を守るためだとしてウクライナへ侵攻した。首都キーウを掌握し、ゼレンスキー政権を崩壊...

ロシア核使用なら中国の行動エスカレートする恐れも

ウクライナ侵攻から8ヶ月になるなか、ロシアの劣勢が顕著になっている。プーチン大統領は9月下旬、軍隊経験者などの予備兵を招集するため部分的動員令を発令したが、国内ではそれに反発する動きが一気に拡大した...

【コラム】日中国交正常化50年 変化する対中イメージ

9月29日で、日中国交正常化からちょうど50年となった。当然、この50年がどのように映るかは人々によって違うことだろう。しかし、日中関係を含む国際情勢に関する学会や国際会議を重ねる筆者は、世代によっ...

【コラム】尖閣諸島国有化から10年 なぜ中国は「口実戦略」を進めるのか

8月初めのペロシ米下院議長の台湾訪問によって、緊張が一気に高まった。訪問すれば緊張が高まることは訪問前から分かっていたことで、バイデン政権も正直“要らないことをしてくれた”というのが本音だろう。ペロ...

【コラム】賭けに出た岸田政権 国葬は無事に終われるのか

エリザベス女王の死で英連邦を中心に世界が悲しむ中、今月27日には安倍元総理の国葬が行われる。国葬には依然として国民の6割以上が反対し、岸田政権も納得する説明をしていない。このような中行われる国葬は、...

【コラム】知っておきたい中国が台湾を狙うもう1つの理由

8月はじめにペロシ米下院議長が台湾を訪問して以降、中国は台湾を包囲するかのような軍事演習を実施するなど軍事的圧力を強化し、台湾を巡る情勢はワンフェーズ緊張の度合いが増したといえる。台湾国防部は8月2...

【コラム】ライバル?大国化する中国は日本をどう思っているのか

台湾情勢で緊張が続くなか、日本の秋葉国家安全保障局長は8月17日、中国天津市で中国外交担当トップの楊潔篪(よう・けつち)氏と計7時間に渡って会談した。会談では、ペロシリスクによって高まる台湾を巡る緊...

【コラム】ウクライナ侵攻から半年 プーチンが得た収穫とは

8月24日でロシアがウクライナに侵攻してからちょうど半年となった。当然ながら日本ではロシア、プーチンのイメージは急激に悪化し(もともと悪かったともいえるが)、ウクライナをどう支援するかが大きなポイン...

【コラム】ペロシリスク〜台湾有事、脅かされる日本のエネルギー安全保障

8月に入り、ペロシ米下院議長が台湾を訪問したことで、米中対立や台湾情勢の緊張の度合いが一気に高まった。中国は台湾を包囲するかのように軍事演習を活発化させるだけでなく、経済制裁やサイバー攻撃などあらゆ...

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