女が空港で大暴れ、設備を次々に破壊

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フロリダ州の空港で20日、25歳の母親が子供が消えたと主張し、逆上。カウンターの機械を次々と破壊するなどして、国境警備隊に拘束された。

地元テレビ局WSVNによると、女は子供たちとアラバマからニューヨークに向かう途中で、マイアミ国際空港にあるアメリカン航空の搭乗口で、乗り継ぎの手続きをしていた。その間、2人の子供たちはトイレに行った。子供たちがいなくなったと思いこんだ女は怒って、搭乗口のスタッフに2人を探すよう叫んだという。

乗客が撮影した動画には、女がカウンターを倒したり、機械を台から引き剥がし、スタッフに投げつけたりする様子が撮影されている。機械はスタッフの背中に当たり、周囲からは非難の声が上がった。

目撃者はWSVNの取材に「彼女はパニックモードに陥り」暴れ始めたと、その時の様子を語った。

拘束されたのは、アラバマ州在住のカミリア・マクミリー被告。マイアミデイド警察へと身柄を引き渡され、加重暴行罪や器物損壊、治安紊乱行為の罪などで起訴された。被害総額は、1万ドル(約132万円)にのぼるという。

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アメリカン航空は声明で「チームメンバーに対する暴力行為は許されない」と非難。当局の捜査に協力していると述べた。