ヘンリー王子とメーガン妃の王室離脱騒動、エリザベス女王「疲れ切ってた」

8日に96歳でこの世を去ったエリザベス女王は、ヘンリー王子とメーガン妃が巻き起こした騒動に「傷つき」「疲れ切っていた」という。

ヴァニティフェアが掲載した王室作家ケイティ・ニコル氏の新書「ニュー・ロイヤルズ」の抜粋によると、2020年にヘンリー王子夫妻が英王室を離脱した際、女王は近しい友人に「彼らの決断による混乱で、疲れ果てた」と打ち明けていた。

友人はまた「彼女は非常に傷ついていた」と述べ、「わからない、もう気にかけない、これ以上考えたくない」と女王は嘆いていたと明かした。

ひ孫のことも気がかりだったようだ。

女王は先月、滞在先のバルモラル城で、孫やひ孫のために「お泊まり会」を主催したが、ヘンリー夫妻の2人の子供たちは加わらず、これが、女王にとって「悲しみのもと」にもなっていたという。

なお、夫妻はこれまで、子供たちに警護が与えられず、安全性が保証されていないことを理由に、英国に連れて行くことを繰り返し拒否していた。ただし、6月に行われた女王の在位70年を祝う式典「プラチナ・ジュビリー」では、一家で英国を訪問し、昨年生まれたリリベットちゃんが、女王と初対面を果たしたと伝えられている。

夫妻は離脱後、公務を行わないことから、殿下または妃殿下(HRH)の敬称の使用を禁じられたほか、警護が与えられないことになったが、ヘンリー王子はこれを不当だとして、英国政府を提訴している。

メーガン妃は昨年、オプラ・ウィンフリーが司会を務めるインタビュー番組で、子供たちにも敬称や警護が与えられない可能性に言及。その中で、王室内で「生まれてくる子どもの肌が、どれほど黒いかについて関心を示す会話があった」と述べるなど、王室のこれらの対応は、人種差別に基づくものとの考えを示唆し、話題となった。

最近では、雑誌やポッドキャストでも、離脱の理由や王室の関係について触れている。さらにヘンリー王子が発売を予定している回顧録についても、王室に関する暴露話が含まれているのではないかと噂が広がっている。女王の悩みは最期まで尽きなかったのかもしれない。