テイラー・スウィフト、アメフトファンから大ブーイング

77

交際相手のNFL選手トラヴィス・ケルシーを応援するため、マサチューセッツ州のスタジアムを訪れた歌手のテイラー・スウィフト(34)。スタジアムの大型モニターにその姿が映し出されると、一部からブーイングが上がる一幕があった。

ケルシーが属するカンザスシティ・チーフスは17日、フォックスボロにあるジレット・スタジアムでニューイングランド・ペイトリオッツと対戦し、27-17で勝利した。

SNSには、本拠地ペイトリオッツのファンから上がったブーイングに対し、テイラーが笑みを浮かべ、どうしようもないわねといったように手を挙げ、投げキッスをするなど、余裕な態度を見せる動画が投稿されている。

2人の交際が報じられ始めたのは今年9月。同月24日、テイラーが初めてチーフスの試合の観戦に訪れたことが、大きな話題となった。

CBSニュースは、試合を中継していたFoxスポーツは、ケイシーよりもテイラーが映し出されていた時間の方が長かったと伝えている

Advertisement

テイラーは今月、タイム誌の「パーソン・オブ・ザ・イヤー」に選出された。インタビューで「私はただトラヴィスをサポートするために行っただけ」と述べ、「私がいるスイートをどのようにして知ったのか、カメラがどこに設置されているのか分からない。17回以上も映っていたなんて」と振り返った。

アメフト観戦にはすっかりハマっているようだ。同誌に「最高!そのことにようやく気づいた」と述べ、「いままでの人生で(その面白さ)を見逃していた」と語っている。

17日の試合では、ケルシーがペイトリオッツのマイルズ・ブライアントに突き飛ばされ、パトリック・マホームズのパスをミスした場面では、審判が反則を宣告しなかったことに、テイラーが怒りを露わにする場面も話題となった。

多くの人々は2人の交際をポジティブに捉えているが、ゲームよりテイラーに注目が集まりすぎていることを快く思っていないファンもいる。ネットではアンチ派から「サンタへのお願い、今年はもうこれ以上2人の記事を見なくてもすみますように」といったジョークや、「来年はトランプを大統領に!テイラー・スウィフトは米国から出ていくだろう」などのコメントが投稿されている。