リズ・チェイニー氏、アリゾナ州知事選敗北のMAGA候補にチクリ

トランプ批判の急先鋒、リズ・チェイニー下院議員(共和党・ワイオミング州)は14日、激戦区のアリゾナ州知事選で敗北したMAGA候補者のケリ・レイク(Kari Lake)氏に、皮肉ツイートをお見舞いした。

元テレビキャスターのレイク氏は、2020大統領選の否定論者で、選挙集会では「ドレスを着たトランプ」と名乗るなどトランプ派をアピールしていた。共和党関係者の間では、トランプ氏が次期大統領選のランニングメイトに指名する可能性もささやかれていた。

50万ドル規模のネガティブキャンペーン

チェイニー氏は先月、自身の政治活動委員会を通じ、テレビ広告に50万ドル(約7,000万円)を投じ、レイク氏と州務長官に立候補している極右団体「オースキーパー」のマーク・フィンチェン(Mark Finchem)氏に投票しないよう有権者に呼びかけていた。

レイク氏は10月末、公開書簡をツイッターに投稿し「気前の良い現物支給を提供してくださり、誠にありがとうございます」とコメント。CMのおかげで、自分の選挙陣営に寄付が殺到するなど、支持者から「大幅な支援」を受けていると言い返していた。

チェイニー氏は14日、民主党の対抗馬ケイティ・ホッブズ州務長官の勝利が報じられた後、当時のツイートを引用し「@KariLake、どういたしまして」と返答した。

ホッブス氏は、今季で退くダグ・デューシー知事(共和党)の後任を引き継ぐ。

レイク氏は、ホッブズ氏の当確が伝えられた後、「アリゾナの人はデタラメだと分かっている」とツイートし、選挙不正が行われた可能性を匂わせている。

なおトランプ氏からエンドースを受けていた州務長官候補のフィンチェン氏は12日、民主党候補のエイドリアン・フォンテス氏に敗北した。