エリザベス女王の死去後、ヘンリー王子一家と王室の関係に加え、2人の子供たちが称号を得られるかどうかにも注目が集まっている。

王室のホームページでは、アーチー君(3)とリリベットちゃん(1)の継承順位は6位と7位に変更されたが、称号はなく、これまでの「マスター」と「ミス」のままとなっている。

1917年に国王ジョージ5世が改めた規則では、「王国の君主の子供、君主の息子の子供およびプリンス・オブ・ウェールズの長男の長男」には、王子・王女の称号や、殿下または妃殿下(HRH)の敬称が与えられるとされている。つまり、ヘンリー夫妻の子供たちにも、称号と敬称を得る資格がある。

しかし、それも今後の夫妻の行動次第なのかもしれない。

新著「ニュー・ロイヤルズ」の作家ケイティ・ニコル氏はヴァニティフェアで、称号の行方に関して、国王に近い情報筋が「今後数カ月で起きること、特にヘンリー王子の本と彼らのテレビ番組によるところが大きい」と語ったと明かした。

ニコル氏はまた、チャールズ国王は、称号の付与を「王室の最上層に限定したい」と考えているとも説明。国王は、故フィリップ殿下の遺言にもかかわらず、弟のエドワード王子に「エジンバラ公の称号を与えるのを躊躇している」といったエピソードにも触れている。

ヘンリー王子は昨年7月、出版社ランダムハウスから回顧録を出版すると発表した。内容は「私的で正直」なものになるとしており、王室側は、これに「懸念」を示しているとも伝えられていた。年内に発売を予定していたが、女王の死去を受け、来年に延期される可能性が報じられている。

これと並行して、夫妻はNetflix向けのドキュメンタリー番組を制作中とされており、公式行事にカメラクルーが同行する様子もたびたび伝えられている。

ヘンリー王子夫妻は以前から、子供たちが称号や警護を得られない可能性に懸念を示している。昨年のオプラ・ウィンフリーとのインタビューでは、これらの対応は、王室の人種差別が原因との考えを示し、話題となった。このインタビューの後、離脱後に生じた両者の溝が、さらに深まったと伝えられている。