メーガン妃とオプラの対談 放送権は7.5億円以上

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米CBSは、オプラ・ウィンフリーによるヘンリー王子とメーガン妃へのインタビュー特番「Oprah with Meghan and Harry」の放映権獲得に700万ドル(7.5億円)から900万ドル(9.8億円)を支払ったという。7日、ウォールストリートジャーナルが報じた。

放映権料は、オプラの製作会社ハーポ・プロダクション(Harpo Productions)に支払われる。ヘンリー王子夫妻は受け取らない。番組中のCM料金は、30秒で32万5000ドル(3500万円)だという。

特番は、先月英王室から正式に離脱して以来、初めてテレビ出演する夫妻に、個人的な親交を持つオプラが切り込むロングインタビューとあって、注目を集めている。

インタビューはオプラとメーガン妃との1対1の対談からスタート。英王室入りや、結婚、出産、慈善活動、そして世間からの重圧にどう対処しているか幅広い内容が語られている。その後ヘンリー王子を交えて、米国への移住や、私生活における希望と夢について触れる。

初めて公開された予告編では、オプラが「視聴者に、禁句はないことを明確にしておきたい」とメーガン妃に念を押したほか、夫妻に対し「あなたたちの言ったことは、とても衝撃的だ」とコメントするなど、暴露話を期待させる。

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メーガン妃は2018年、オプラのインタビューのリクエストを断ったという。今回インタビューを了承した理由は、「われわれは今、自身で選択することができる権利がある。以前はそうではなかった。それは私の決断ではない」とと説明。さらに「自立した大人が、王家の規則の中で生活するのは厳しいものだった」と語った。自分が選択し、自分自身で語ること、何らかの形でイエスが言えるという権利と特権を持つことができたのは、非常に開放的だ」とインタビューで語っている。

ヘンリー王子夫妻は英王室離脱表明から約1年が経った先月19日、離脱を最終決定とし、公務に戻らないことを発表。

英タイムズは2日、ケンジントン宮殿でメーガン妃がスタッフにいじめを行っていた疑惑を報じた。メーガン妃は「計算された中傷キャンペーン」だと反論したが、王室は「職場でのいじめやハラスメントは容認しない」として、調査を行うと発表している。