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米ラッパー カニエ・ウエストの気になる大統領選出馬の状況は?

7月に大統領選出馬を突如表明したラッパーのカニエ・ウエスト氏だが、これまでに投票用紙に名前が載るための要件を満たしたのは、わずか5州であることがわかった。

The Hillによると、申請が認められたのは、アーカンソー州、コロラド州、オクラホマ州、ユタ州、バーモント州。これらに加え、11州が現在も無所属候補からの出馬に必要な申請書類を受け付けている。

カニエ氏はすでに25州で提出期限を逃している。これらには、フロリダ州やミシガン州、ウィスコンシン州といった接戦州が含まれる。さらにイリノイ州、モンタナ州、オハイオ州、ウエストバージニア州では、登録に必要な署名が州の基準に満たなかった。イリノイ州では、有効と認められた署名は半分以下で、モンタナ州では3分の1程度だったという。

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ウエスト氏の出馬には、発表直後から、真意を巡って様々な憶測が流れていた。Forbes誌の取材で、当選に必要な選挙人投票数を獲得できないだろうと指摘されると、ウエスト氏は「君と議論するつもりはない。神が王だ(Jesus Is King)」と自身のアルバムタイトルと絡めて回答。カニエ氏の出馬がバイデン氏の票を奪い、トランプ氏に有利に働くという考えについて「私は否定しない」と答えた。

元トランプサポーターのウエスト氏は出馬発表後、トランプ氏の支持をやめる意向を表明したが、ウィスコンシン州やオハイオ州といった接戦州では、共和党員やトランプ支持者らがカニエ氏の活動を支援していたことが報じられている。

政治サイトのポリティコが今月12日に公表した全国世論調査によると、カニエ氏の支持率は2%だった。黒人の支持率は2%、ヒスパニック4%、最も支持を得たのはZ世代の有権者間で、6%だった。ポリティコは、バイデン氏のトランプ氏に対するリード(9%)は、ウエスト氏の出馬の有無に影響を受けないと分析している。

共和党の政治ストラテジストで、ディック・チェイニー元副大統領のスタッフメンバーだったロン・クリスティー氏は同メディアに「有色人種の多くは、カニエ氏の大統領選出馬を無謀だと見ていて、大統領職に適していると考えていない」と述べ、出馬は「パブリシティのスタント」と語った。

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