ウクライナ軍司令官、イーロン・マスクに製鉄所兵士の救出支援求める

イーロンマスク

ウクライナ南東部にある都市マリウポリでは、ウクライナ軍の兵士らが、ロシア軍に徹底抗戦を続けているが、この度、司令官の1人がイーロン・マスクに助けを求め、話題となった。

マリウポリにあるアゾフスターリ製鉄所では先週、民間人が退避を終えたと報じられた。ウクライナ当局の発表では、現在約1,000人の兵士が立てこもっているが、そのうち数百人が重傷で、緊急退避が必要だという。

海軍の司令官Serhiy Volina氏は11日、ツイッターを更新し「@elonmusk、あなたは、別の世界からやってきて、無茶なことでも信じることを教えてくれた。われわれは、生き伸びるのがほぼ不可能な場所にいるが、隣同士の世界に住んでいる。アゾフスターリから出て、仲介国に行くのを助けてほしい。あなたでなければ、ほかに誰ができる?教えてほしい」と救助を求めた。

マスク氏はロシアが侵攻を開始した直後、ウクライナ政府の求めに応じ、スペースXの衛星インターネット通信サービス「スターリンク」の機材を提供している。

ツイッターでは、プーチン露大統領に一騎打ちを挑むなど、ウクライナ支援に積極的な姿勢を示してきた。

ロシアが名指しで批判

ロシアの宇宙機関「ロスコスモス」のトップで元副首相のドミトリー・ロゴージン氏は先日、露メディアに宛てた文章で、スターリンクの衛星端末が、マリウポリにいる「アゾフ大隊」やウクライナ海軍に渡ったとして、マスク氏と米国防省を非難。マスク氏を名指しし、「責任を問われることになるだろう」と警告した。

マスク氏はこの直後、「不審な死を遂げるかもしれない」など、不穏なツイートを投稿している。

ウクライナ軍の求めにどう反応するのか、ビリオネネアの行動に今後も目が離せない。