イーロン・マスクが不気味ツイート「謎の死を遂げるかも」

イーロンマスク

先日「日本はいずれ消滅する」と予言し、話題になったテスラ社のCEOイーロン・マスク氏が8日、ツイッターを更新。「もし自分が謎の死を遂げたら、君らに会えてよかったよ」と不穏なコメントを投稿した。

マスク氏については、ツイッター社を440億ドル(約5.6兆円)で買収することが決定した後、リベラルメディアや左派議員から批判的な声が多く上がっていた

フォロワーからは、警備を強化するようアドバイスするコメントや、「クリントン夫妻の秘密を知ってしまったのか?」と陰謀めいた意見も拡散された。しかし、マスク氏は、ロシアからの警告を心配していたようだ。

マスク氏はこの投稿の直前、ロシアの宇宙機関「ロスコスモス」(Roscosmos)のトップ、ドミトリー・ロゴージン(Dmitry Rogozin)氏のツイートをシェアしていた。

マスク氏がシェアした内容によると、ロゴージン氏はロシアメディアに宛てた文章で、「捕虜となったウクライナ軍の指揮官Dmitry Kormyankov大佐の証言から、イーロン・マスクのスターリンク衛星会社のインターネット端末が、軍隊のヘリコプターによって、マリウポリにいるナチス・アゾフ大隊の過激派と、ウクライナ海軍に届けられたことが判明した」と主張。米国防省が端末の運搬に関与したと指摘した上、「イーロン・マスクはこのようにして、ウクライナのファシスト軍に軍事通信機を供給することに関わった」と断言した。さらに「イーロン、君がどれだけおどけても、大人としての責任を問われることになる」と警告していた。

マスク氏は、一連の文章に「ナチス」はロゴージンが意味するものとは異なるとコメントを付けて、共有した。

衛星通信サービスでウクライナ支援

ウクライナ政府は2月の開戦直後、ロシア軍の攻撃で、インターネットのアクセスを遮断される危険性があるとして、スペースXの衛星インターネット通信サービス「スターリンク」のサービスをマスク氏に要望した。その求めに応じて、マスク氏は機器を提供していた。

なお、元副首相のロゴージン氏は自身のツイッターアカウントで、好戦的な内容やミームを繰り返し投稿している(現在アカウントは非公開)。3月には、ロシアの経済制裁に反発し、国際宇宙ステーション(ISS)を西側諸国に落下させる、ISSに滞在する米国人の宇宙飛行士、マーク・ヴァンデ・ヘイ氏を置き去りにするなどと脅迫。これに対し、マスク氏は、ISSに物資を補給する宇宙船「ドラゴン」でヘイ氏を救出するとツイートしていた。

なお、マスク氏の投稿について、2021年にスペインの拘置所で自殺したセキュリティソフトの開発者ジョン・マカフィー氏のツイートを彷彿とさせると指摘するユーザーも。マカフィー氏は2020年「もし自分が首を吊って死んでいるのが見つかった場合、自分のせいではない。エプスタイン式だ」など他殺の可能性をほのめかす内容を投稿していた。

母親のマヤ・マスク氏は「しゃれにならないわ」と返答。これに対し、マスク氏は「すまない!生き続けるようベストを尽くすよ」とコメントを返した。