ウクライナ政府の公式ツイッターアカウントは24日、ロシアのプーチン大統領とヒトラーが親密にする様子を描いたイラストをシェア。ロシア軍の軍事侵攻を非難した。
「これはミームではない。今の私たちだけでなく、そしてあなた方が直面している現実だ」と警鐘を鳴らした。
— Ukraine / Україна (@Ukraine) February 24, 2022
プーチン大統領は同日、独立を承認したウクライナの新露派2地域の支援要請を受け、「特別軍事作戦」を展開すると宣言。この後、首都キエフや、北東部にある都市ハリコフなどで爆発があったと報じられている。
ニューヨークポスト紙によると、ウクライナのアントン・ゲラシュチェンコ内務長官補佐官は、「ウクライナと世界は今、新たなヒトラーを阻止しなければ、第三次世界大戦が勃発するだろう」と警告した。
ナンシー・ペロシ下院議長（民主党）は23日の会見で、ロシアによる「平和維持軍」の派遣は、第2次世界大戦直前にナチスが、チェコスロバキアのズデーテン地方を占領したのと同じと指摘。
さらに「民主主義に対する全面的な攻撃」であり、「人々から搾取することで、世界で最も裕福になった男による、極めて道義に反する行動」だと非難した。2016年米大統領選でもサイバー攻撃をしかけたとした上で、「民主主義に反対する暴君」であり、「邪悪な動き」は無視してはならないと述べた。