「これって合法?」大谷選手の巨額契約金”後払い”に微妙な反応

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スポーツ史上最高額となる10年間総額7億ドル(約1,050億円)でロサンゼルス・ドジャースへの移籍が決定した大谷翔平選手。新記録はその契約額にとどまらず、受け取り方法も「前例がない」として話題になっている。

ESPNのコラムニスト、ジェフリー・パッサン氏は11日、Xのアカウントを更新し、情報筋の話として、大谷選手の契約では10シーズンの支払額は年間200万ドルのみで、6億8,000万ドルの支払いは契約後に繰り越されると説明した。

つまり、大谷選手が2024年から2033年に受け取るのは3%弱で、残りは2034年以降になる。

パッサン氏はさらに、「Competitive Balance Tax」の課税価格は毎年「4,600万ドル前後」であり、ドジャースにとっては「大幅な割引だ」と指摘した。

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MLBによると、Competitive Balance Tax(CBT)は通称「ぜいたく税」と呼ばれ、給与の一定水準を超えた分に課税される。2023年の水準は2億3,300万ドルとされている。

この投稿にXユーザーからは「6億8,000万ドル繰り越しだって?マネーロンダリングじゃないか」「これがどうして合法なのよ」「なんでこんなことが許されるのか。システムが崩壊している」「史上最大の脱税の抜け穴」など、驚きを越えてメジャーリーグの制度に非難ともつかない声が上がった。

The Athleticは、繰越金について、2034年から2043年にわたって毎年6,800万ドルが大谷選手に支払われると報じている。

4,600万ドルについては、年俸の額面価格7,000万ドルを「現在価値」として評価したものと説明した。大谷選手の契約は、ドジャースで今後10年間プレーする期間、平均すると年間4,600万ドルの価値があるとみなされる。

いずれにせよ大谷選手が最終的に受け取る金額は7億ドルであることに変わりはなく、球団にとっては、繰り越しすることでキャッシュフローに余裕が生まれる。もう一人の注目のフリーエージェント、山本由伸選手の獲得も可能になるとも伝えられている。

なお、情報筋は同サイトに、大谷選手自身は球場外で年間5,000万ドルの収入があると見られ、繰り越しは、年俸交渉が7億ドルに「急上昇」した際に、大谷選手側が提案したものだと説明している。