「真のヒーローは従業員の給与を上げることだ」サンダース議員がアベンジャーズ大ヒットのディズニーに苦言

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バーニーサンダース上院議員(無所属 バーモント州)は29日、過去最高の興行収入を達成したディズニー/マーベル最新作『アベンジャーズ/エンドゲーム』の収益を、従業員の給与に回すよう訴えた。

真に英雄的なことは、ディズニーが、ボブ・アイガー最高経営責任者に、 標準的な従業員の1400倍以上に相当する6,560万ドル(72億円)を支払う代わりに、アベンジャーズの利益を、全従業員に対して中流クラスの賃金を支払うことに使うことだ。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』はオープニング週末3日間の全世界興行収入が12億ドル(1,400億円)を超え、歴代最高の成績を達成した。また国内の興行収入は3億5,000万ドルとなり、『インフィニティ・ウォー』の持つ記録2億5,760万ドルを塗り替えた。

サンダース議員はこれまでにもディズニーに対して従業員の賃金引き上げを訴えていた。8月には、ウォルト・ディズニー・ワールドの労働組合と会社が、2021年までに最低賃金を時給15ドルに引き上げることに同意したことを受け、賛辞を送っていた。

ウォルト・ディズニー・カンパニー共同創業者のロイ・ディズニー氏の孫娘のアビゲイル・ディズニー(Abigail Disney)氏は今月、アイガー最高経営責任者の報酬を”非常識”と批判していた。

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