ロシア軍が大規模のミサイル攻撃を仕掛けるのに必要なミサイル備蓄は、3回分しか残されていない。ウクラインスカヤ・プラウダが、EU情報筋の話として伝えた。

ロシアは11月15日にウクライナへの侵攻開始以来最大とされる100発近くのミサイル攻撃を実施した。ウクライナ全域の都市やエネルギー施設が標的とされ、ウクライナのデニス・シュミハリ首相によると、エネルギーシステムのほぼ半数に被害が出た。

同紙は、ウクライナ軍はすでに70%の迎撃に成功しているとした上で、ロシアにとって15日の攻撃は取り返しのつかない損失だと主張。「自国の生産では迅速な回復が不可能な残りの戦略ミサイルの備蓄を使い果たしており、ロシア軍はすでに、核備蓄から核弾頭を外してミサイルを使うことを余儀なくされている」と指摘した。備蓄の回復には少なくとも14ヶ月から16ヶ月かかるとみられるという。

先日、キーウで迎撃されたミサイルで、核弾頭をダミーにすげ替えた残骸が見つかっている。

また、南・東部でウクライナ軍の快進撃を許し、ロシアはウクライナに不利な協定を押し付けることが困難になっているにもかかわらず、いまだその可能性を信じているとも指摘。「ロシア連邦の大統領は、ウクライナが譲歩しなければ、文化的な生活を麻痺させることができることを示そうとしている」と述べた。

これとは別に、ウクライナのレズニコフ国防相はロシアのミサイル備蓄残量のデータを示し、「ロシアミサイル兵器の4つの敵。それはすばらしいウクライナの防空部隊とロシアの無能なミサイル部隊、制裁、時間だ」とツイート。「平和な暮らしのためにテロ国家を非武装化しよう」と訴えた