「おれじゃない!」英司会者『ホーム・アローン2』のハトおばさん疑惑に終止符

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クリスマスのファミリー映画『ホーム・アローン2』の”鳩おばさん”と同一人物ではないかと噂されていた英大物司会者ピアース・モーガン氏。この度、疑惑をきっぱり否定した。

1992年に公開された『ホーム・アローン2』(Home Alone 2: Lost in New York)は、誤った飛行機に乗り込んだケビン(マコーレー・カルキン)は、フロリダに向かった家族と離れ、1人ニューヨークに到着。2人組の泥棒と偶然再会し、マンハッタンでドタバタ劇を繰り広げる。

作品を見た視聴者から、「ピアース・モーガンが出演していたの忘れてた」といったコメントが投稿されると、モーガン氏は「私じゃない!」とアングリーフェイスの絵文字をつけて反論した。

本人は全否定したものの、「そっくりすぎる笑」と感心するコメントや、顔をコラージュしたミーム、「かつては子供と鳩に優しかったのに」「今やネタニヤフのパブリシスト」といった皮肉が相次いでいる。

インディペンデント紙によると、鳩おばさんに関するジョークは2018年、モーガン氏の息子スペンサー氏が「あなたが出ているのを忘れていた」と写真を投稿したのが始まりだという。

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スペンサー氏は今年も「おやじと素敵なクリスマスイブ」とコメントをつけ、鳩おばさんの写真をXに投稿した

ちなみに、鳩おばさんこと「ピジョン・レディー」を演じたのは、英国の女優ブレンダ・フリッカー(Brenda Fricker)氏。作品では、夜中にセントラルパークに迷い込んだケビン(マコーレー・カルキン)を助けたピジョン・レディーは、ケビンと「周囲から無視された存在」だとして意気投合、友情を育む。

トランプ氏がカメオ出演

『ホーム・アローン2』は当時、プラザ・ホテルのオーナーを務めていたトランプ氏がカメオ出演していたことでも知られる。

クリス・コロンバス監督は、出演の経緯に関して、ホテル側に使用料を支払っていたにもかかわらず、撮影の許可を出すには、自分が出演することが条件だと交渉してきたためと明かしている。トランプ氏の出演場面は当初、カットされる予定だったが、歓声が上がるなど試写での反応が良かったため、そのまま残すことにしたという。

トランプ氏は作品を大変気に入っており、今年も自身のソーシャルメディアで、ケビンにロビーを案内するシーンを投稿している。