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NY市 レストランでの屋外飲食プログラム、来年も実施へ

ニューヨーク市のデブラシオ市長は3日、秋に終了を予定している屋外飲食プログラム「オープン・レストラン」(Open Restaurants)に関して、来年6月に再開すると発表した。

ニューヨーク市では、新型コロナウイルスの感染拡大の懸念により、レストラン内での飲食再開が延期された。その代わりに、車道の一部や歩道をダイニングスペースとして使用することを許可するプログラムを6月22日から開始した。デブラシオ氏は「大きな成功を収めている」と語った。

一方で、店の前に人だかりができ、ソーシャルディスタンスやマスク着用の義務違反などの問題が報告されている。州警察と酒類管理局(SLA)は、違反通告やリカーライセンスを停止するなど取り締まりを強化している。また車道に設けられたダイニングスペースの柵に車が接触する事故も起きている。

交通局によると現在約9,700店舗に営業許可を出しており、約8万人の雇用創出に貢献しているという。現在のプログラムは10月31日で終了を予定していたが、デブラシオ氏は年末まで延長する可能性を示唆した。

▼チャイナタウンのレストラン。車道を通行禁止にして、ダイニングスペースとして利用する「オープン・ストリート」と「オープン・レストラン」を組み合わせたプログラム。複数のレストランが共同で市に許可を申請する。

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©mashupNY

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