戴冠式直前、メーガン妃と絶縁中の家族がTV出演

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英国王の戴冠式を数日後に控えるなか、メーガン妃の親族がテレビのインタビュー番組で再集結。疎遠になったメーガン妃について、それぞれの考えを語った。

先月30日放送のオーストラリアの7NEWSのインタビューに応じたのはメーガン妃の父、トーマス・マークル氏(78)と、母親違いの姉、サマンサ・マークル氏(58)、兄トーマス・マークル・ジュニア氏(56)。番組では、メーガン妃が学生時代、ホームカミングデーにクイーンに選ばれた際にトーマス氏が撮影した映像など、貴重な資料も披露された。

昨年脳卒中を患い、現在も後遺症が残る父トーマス氏は、娘と座って話し、「すれ違いを解消したい」と希望を語った。2018年のヤラセ写真問題後、話をしていないという。

2018年、ヘンリー王子とメーガン妃の結婚式の直前、トーマス氏が、パパラッチと共謀して結婚式の準備をするヤラセ写真を撮ったことが発覚。写真の売り上げの一部を受け取っていた可能性が浮上した。結局、トーマス氏は結婚式を欠席した。その後、メーガン妃がトーマス氏に宛てて送った私的な手紙をタブロイド紙にリークさせたこともあり、親子は断絶状態が続いている。

トーマス氏は、自分が脳卒中に見舞われことをメーガン妃は報道で知っているはずだとした上で、「これが娘の心を動かさないのであれば、何をすればいいのだろう」と語った。

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王室に真実話してない

メーガン妃が2021年のオプラ・フィンフリーとのインタビューで兄弟の存在を否定したことについて、サマンサ氏は、「彼女が王室に話したことと、ハリーに話したことと真実が一致しないからだ」と主張。家族どころか、自分自身が王室に不釣り合いと感じていたと述べ、「偽りの賞賛を集めるために、自分を誇張する必要があった」と語った。

当時、第2子リリベットちゃんを妊娠していたメーガン妃は「私は一人っ子として育ったが、それは私の周りで育った人なら誰でも知っていることだ」と述べ、「兄弟がいたらよかったと思う。だから、アーチーに誰かができるように、妊娠をとても楽しみにしている」と話した。

サマンサ氏は続けて、妹は中流階級の出身であることを王室に明かす代わりに「自己満足に浸り」、みんなを排除したと非難。「パパがいなければ、彼女はまだウェイトレスだっただろう」と語った。

一連の発言をめぐり、サマンサ氏はメーガン妃を名誉毀損で提訴したが、今年3月、フロリダ州連邦地裁の判事によって訴えが棄却された。

手紙のリークは、自分の言い分を伝えるため

先述の手紙のリークについて、トーマス氏は、当時ピープル誌がメーガン妃が手紙を複数人と共有したと報じた件に触れつつ、「自分の言い分も伝えなければいけないと思い、その一部を少し出した」と説明。リークを控えた部分には「とても憎しみがあり、残酷」な内容があったとし、それ以上公にしないのは「彼女を守るためだ」と主張した。

ヘンリー王子が手紙はエリザベス女王が承認を与えたものだったと主張している点について、「女王はこの手紙を読まなかった。なぜならひどい手紙だからだ」と語った。

トーマス氏はまた、娘からの手紙には返信先が記されていなかったと明かした。

ヘンリー王子が仲裁役を

トーマス氏は、ヘンリー王子が家族を元通りにするのを主導するべきだと述べ、「彼なら助けることができると思う」と、王子が仲裁役を買って出ることに期待を滲ませた。

関係を断ち切られたことに「大きな失望」を感じていると話し、「毎日悲しみにくれている」と心境を吐露。一方で「肝心なのは、ヘンリー王子はいい男で、娘と結婚してくれて嬉しく思っている」とも語った。

夫婦の関係は有害

サマンサ氏は、ヘンリー王子との出会いが、メーガン妃の振る舞いを悪化させたと主張。ヘンリー王子は、王室で「決して幸せとは言えない生活」を送り、人生に反抗的な態度をとっていたとした上で、「(ヘンリー王子は)ナルシストと言われているような人を可能にする性格の持ち主だと思うから、もっと悪くなってしまったと思う」と話した。「互いの人生を向上させているとは思えない。互いに依存しており、有害な関係だ」と語った。