イバンカ氏 ワクチン接種をSNSで報告、MAGAサポーターは憤慨

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ワクチンを接種したことを報告したトランプ前大統領の娘イバンカ氏のSNSの投稿に、アンチワクチン派やMAGAサポーターから批判のコメントが殺到している。

イバンカ氏は14日、約3カ月ぶりSNSを更新した。インスタグラムとフェイスブック、ツイッターに新型コロナウイルスのワクチンを受ける様子を撮影した写真とともに「本日、接種を受けました!!! 皆さんも受けることを期待しています」と投稿した。

この投稿にユーザーからは批判的なコメントが相次いだ。

あるユーザーは「左翼とハリウッドみたいにこんなことをするなんて驚きだ。われわれを操らないでくれ」と投稿。別のユーザーは「健康の選択はプライベートにしておけ。なぜ人に影響を与えようとするんだ」と批判した。

さらに「ゲイツやソロス、シュワブは君を誇らしく思っているだろう」「トランスヒューマニズムなんてごめんだ」と陰謀論めいたコメントも。このほか「君は抵抗勢力だったはずじゃないか」「トランプ一家がこのプロパガンダをプッシュするなんて思ってもみなかった」「左翼の宣伝に勢いを与えて支持するなんて、気分がわるい」「美徳シグナルだ」といった声が寄せられている。

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さらに、テレグラムのQアノン関連のアカウントでは「ワクチンを受けたとは言っていないぞ」「ビタミン注射ではないのか」「リベラルの間抜けをワクチンから遠ざけるために投稿したのだろう」「処刑されたのか」など突飛な会話が展開されている。

なお、先月、トランプ前大統領夫妻が、ホワイトハウスを去る前にワクチンを接種していたことが報じられた。トランプ氏は接種を公表していなかった。
この後、トランプ氏はFoxニュースのインタビューに出演し「受けたくない人や私に投票してくれた多くの人におすすめする」と推奨。「すばらしいワクチンだ。安全で機能するものだ」と語った。