メーガン妃、英国の式典欠席も「渡航勧告レベル3」の国訪問に疑問の声

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メーガン妃は、来週ロンドンで開催される国際スポーツ大会「インビクタス・ゲーム」の式典への出席を見送ったという。

傷痍軍人のための同大会は2014年、ロンドンで第1回目が開催された。8日には、セント・ポール大聖堂で10周年を祝う記念式典が執り行われ、創設者のヘンリー王子が出席する。

夫妻の広報担当者によると、メーガン妃は、カリフォルニア州モンテシートの自宅で、6日に5歳の誕生日を迎えるアーチー王子らと過ごす予定だという。

今回メーガン妃が参加を見送った理由について、専門家は王室ファンの反感を避けるためではないかと推測している。

ジャーナリストのリチャード・エデン氏は、デイリーメールのポッドキャスト番組Palace Confidentialで、「彼女は慌てて英国に戻りたくない。ここではそのことを残念に思わない人も多い。メーガン妃はセント・ポール大聖堂でブーイングを受けることを警戒するだろう」とった

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なおメーガン妃は2022年、故エリザベス女王の在位70周年を祝う「プラチナジュビリー」で同聖堂を訪れたが、周辺に集まった王室ファンから、歓声に混じってブーイングが上がる出来事もあった

渡航勧告「レベル3」のナイジェリアを訪問

英国への渡航を見送ったメーガン妃だが、今月後半、ヘンリー王子と共にナイジェリアを「非公式に」訪問すると報じられている。

デイリーメールによると、訪問はインビクタス・ゲームのイベントの一環で、夫妻は同国の国防相の職員から招待を受け、「伝統的な文化活動」に参加するほか、軍人やその家族と面会する予定だという。

この訪問について、専門家の一部からは、「ロイヤルカード」を使用した金儲けという批判や、なぜわざわざ危険な国に出向くのかといった疑問の声が上がっている。

米国務省は現在、ナイジェリアに旅行する国民に対し、4段階中「レベル3」の渡航勧告を発している。同レベルは、「安全性やセキュリティに対する重大なリスク」があるとされ、政府は「渡航を再考するよう」求めている。

元王室警察官のダイ・デイヴィス氏は英紙エクスプレスに、警察の警護を求めて王室を提訴したヘンリー王子が、ロンドンでのリスクを主張しながら「世界で最も危険な国の一つに喜んで訪問するのは奇妙だ」と矛盾を指摘している。