ヘンリー王子とメーガン妃、テレビ発言の謝罪求められていた?

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ヘンリー王子とメーガン妃が、米国のテレビ番組で話した内容を巡って、謝罪するよう求められていたという。英紙ミラーが報じた。

メーガン妃は昨年、オプラ・ウィンフリーが司会を務めるインタビュー番組で、子どもに警護や称号が与えられない可能性について言及。その中で、王室内で「生まれてくる子どもの肌が、どれほど黒いかについて関心を示す会話があった」と述べるなど、王室のこれらの対応は、人種差別に基づくものとの考えを示唆した。

情報筋は、この度ミラーに、オプラとのインタビューは「一線を越えた」として、ウィリアム皇太子とキャサリン妃の怒りを買ったと説明。エリザベス女王の国葬を前に、ヘンリー王子夫妻が、インタビューによって生じた不和を解消するよう指示されたと明かした。2人は、発言を謝罪することに加え、「その動機を認めるよう」求められたともいう。

先述のインタビューではまた、メーガン妃は結婚式の前、ドレスを巡ってキャサリン妃を泣かせたというタブロイド紙の報道に反論。泣かされたのは自分だとした。さらに、自殺を考えるほど追い込まれていたが、適切な支援を得ることができなかったと王室を批判した。

この番組の放送後、エリザベス女王は異例の声明を発表し、2人が話した人種差別について、「いくつかの記憶は異なる可能性がある」としつつも、真剣に受け止めていると表明。「家族内部で対処する」としていた。

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なお英紙サンは先日、2人の子どもは近く、正式に王子・王女の称号が与えられるが、殿下または妃殿下(HRH)の敬称は得られない見込みだと伝えた。この理由について情報筋は、公務を退いた夫妻が「王室として働いていないため」と説明している。