サンフランシスコが危険すぎる、連邦職員にリモートワーク継続を指示

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Cash Appの創設者ボブ・リー氏がサンフランシスコの路上で殺害された際、「加害者が捕まっても、すぐに釈放される」と刑事司法制度の問題に言及したほか、「無法地帯だ」などとSNSに投稿していた。(リー氏の殺害は、無差別ではなく、知人による犯行だった)

連邦ビル近くにある大手食料品店「ホールフーズ」は4月、従業員の安全確保を理由に、店舗を一時閉鎖すると発表したことで、話題となった。

6月には、大手ショッピングモール「ウェストフィールド・サンフランシスコ・センター」が、5億ドル以上のローンの残高の支払いを停止し、サンフランシスコからの撤退を明らかにした。親会社ウニベイル・ロダムコ・ウェストフィールドは、履行停止の理由について、CBSニュースに「売上や占有率、客足の減少」により、経営が困難な状況に置かれたと説明している。

この発表の直前には、ヒルトン・サンフランシスコ・ユニオン・スクエアと、パーク55を所有する投資会社パーク・ホテルズ&リゾーツが、7億ドル以上のローンの支払いを停止すると発表していた。

トーマス・ボルティモア・ジュニアCEOは当時、サンフランシスコの回復について、在宅勤務によるオフィス空室率や治安の現状、コンベンションなどの開催頻度が不足しているとし、「道のりは不透明で、重大な課題によって長引いている」と語っていた。

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