ナイキで「フラッシュモブ強盗」180万円相当盗まれる

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ロサンゼルスのナイキ店で19日、12,000ドル(約180万円)相当の商品が盗み出される事件が発生した。

ロサンゼルス警察によると、事件が起きたのは午後6時ごろ、サウスアラメダストリートにあるショッピングセンター「フリーダムプラザ」のナイキ店。男女合わせて17人が店内に押し入り、ビニール袋の中に大量のスニーカーや洋服を袋を入れて、持ち去った。

SNSに投稿された動画では、犯人らは客や店員のいる前で、手当たり次第商品を袋に入れた後、走って店を出る様子が撮影されている。

容疑者の年齢は15歳から20歳で、5台の車で逃走した。ロサンゼルス警察は「フラッシュモブ強盗」の手口について「大勢で店員を威嚇することで、商品を盗むのを阻止できないようにする」と説明している。

刑事司法委員会(CCJ)の調査によると、ロサンゼルスとニューヨーク市では万引きの数が増加する一方、サンフランシスコやシアトルでは減少傾向にあるという。

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ニューヨークでは、店内のディスプレイを破壊し、商品を奪う「スマッシュ・アンド・グラブ」が、ブルックリンやソーホー、郊外のショッピングモールなどで度々報告されている。