「バイオハザード問題発生」デルタ航空国際線、乗客の下痢で引き返し

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1日、アトランタをバルセロナに向けて出発したデルタ航空194便が、緊急で引き返す出来事があった。下痢に悩まされた乗客の排泄物が機内に広がったことが理由だという。SNSには、飛行機がたどったルートやパイロットの無線のやりとりとされる音声が投稿されている。

飛行機は午後8時48分にハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港から離陸したが、その2時間後に同空港への緊急着陸を余儀なくされた。

SNSに投稿された音声では、パイロットは「バイオハザード問題」が発生したと説明し、「機内中に下痢をした乗客がいたので、アトランタに戻って欲しいとのこと」と加えるのが聞き取れる。

デルタ空港はローカルメディアに宛てた声明で「機内での医療的問題のためアトランタに引き返した」としており、詳細は明らかにしていない。「お客様を最終目的地まで届けるために、できるだけ迅速かつ安全に作業した」としている。

夫婦で同機に搭乗していたというツイッターユーザー@john_hurdtは「めちゃくちゃだった」とコメントしつつ、「パイロットは正しい判断をした」と称賛。「地上職員がカーペットを剥がして新しいものに張り替えた。状況を考えれば、地上職員たちも乗務員とパイロットと並んでよくやった」と投稿した。

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パートナーが登場していたという@Woodysseaは「かなりひどかっった。通路に滴り落ちて、ひどい臭いがしていた。バニラの香りの消毒剤を使ったため、ただのバニラのクソのような香りになっただけだった」と状況を説明した。徹底的な清掃が行われた後、飛行機が再び出発したのは午前2時30分だったという。